第56話 ページ17
なんか段々厨二病みたいになってる……
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「あんなことがあった後に!?……どうやって信じればいいのさ!!」
「おい止めろカノ!」
「カノ!落ち着くッス!」
今にも殴りかかりそうなカノを俺とセトで抑える。
おいエネ。
ご主人……!そんな力、一体何処に……!?
とか言うな!
『確かに……そうだね。
元はと言えばコイツを制御仕切れなかった僕のせいだ。
もうこれ以上皆に被害が出ないように僕は出ていくよ』
「ちょっ……!待てよスズ!」
ギリと唇を硬く噛むA。思い詰めた顔して、目付きは鋭い。
それをスガが行くも、Aは止まらない。
「ねぇ、お姉さんを捕まえて」
「わかった……」
ヒビヤがコノハを使って強行手段に出た。
【目を醒ます】能力で瞬間移動の如くAの側に近づいたコノハは腕を掴む。
「ダメだよ……A。行っちゃダメ」
『……ごめんコノハ。僕は行かなきゃ、早くしないとキドが助からない』
その言葉に少なからず動揺したのか、コノハは掴む手を離した。
『ごめん』
【目を写す】
【目を隠す】
「A……!?」
バタン
ドアの開閉音が部屋に響く。
「ッ!」
次いでスガが出ていく。
Aを追いかけに行ったんだろう。
「………クソッ!!」
まただ。
また、誰かが死にかけてる。
前にも、ずっと前にもこんなことがあった。
だけど今までと違うのはAとスガがいること。
「もう終わりにしてくれ………終わってくれよ!!」
【目に焼き付ける】能力で知った繰り返す日々。
俺はこれを終わらせる方法を未だ掴めていない。
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作者名:ベルリラR* | 作成日時:2017年6月12日 16時