7 また会った ページ7
牛島side
去年あの子を助けてから1年が経ち
俺は3年へと学年が上がった。
あれから俺を見かける度に会釈してくれる。
小柄だからなのか、小動物を見ている気になる。
そして、いつも通りロードワークから帰ってくると
体育館で練習しているチア部が見えた
(たしか、チア部に所属していると天童から聞いたな)
トップに立っているのがあの子だろうか。
笑顔がきらきらしている。
練習風景を見ていると目が合った。
ちょうど休憩なのか駆け寄って来てくれた。
「おつかれさまです!牛島先輩!ロードワーク終わりですか??」
肩で息をしながら話している
「おつかれさま、焦って喋らなくてもいい。ああ、今帰って来たところだ。今休憩か?」
「そうです!冷水機へ行こうとしたら牛島先輩を見つけたんです!」
目をキラキラさせながら話してくれる
む、何故か心が締め付けられる。
なんだ、これは、俺は病気にでもなったのか。
「一緒に行かないか。俺も行こうとしていたところだ。」
「!!はい!ちょっと待っててくださいね、すぐ行きます!」
焦らなくても冷水機は逃げないのに。
「お待たせしました、靴取ってきました!いきましょ!牛島先輩!」
「ああ、行こうか。」
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キキ - とても癒されました…若利くんあまりないのでめちゃくちゃうれしいです!短編集を書いて貰いたいです! (2022年3月27日 9時) (レス) @page29 id: 3f3ad01dca (このIDを非表示/違反報告)
bey(プロフ) - コメントにてリクエストなど受け付けております♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ (2021年10月2日 14時) (レス) id: f90905a334 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:bey | 作成日時:2021年9月15日 22時