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牛島 side
恐怖でぺたんと床に座り込むA
服が乱れている、噛まれた鎖骨、痛々しい、、
「A、大丈夫か。遅くなってすまなかった。」
「う、牛島先輩、遅くないです、、私、私、、」
そう言ってぽろぽろと大きな瞳から涙が溢れた
安心させるように抱きしめる
少しして落ち着いたのか顔を上げる
「落ち着いたか?怖かったな、もう少し早く気付けていればこんなことには、、」
「いえ、そんなことないです。駆けつけてくれたとき王子様が来てくれたと思いました。ほんとにかっこよかったです!!」
「!!///そ、そうか。王子様か、、」
「大好きです!若利さん!!////」
彼女はそういうと俺の首に腕を回し、口にちゅっと音を立てて口付けをした
俺もそれに応えるように腰に腕を回し頭を支え、何度も角度を変えながらキスをする
苦しいのか少し開いた口に舌を滑り込ませ絡めて口内を犯す
離れた口からは銀の糸が引く
紅潮させ目を潤ませる彼女をもう一度抱きしめる
「私、牛島先輩の彼女でほんとに幸せです///」
「ああ、俺も幸せだ。もう名前を呼んではくれないのか?」
「あ、えと、、若利さん??///」
「!ほんとに可愛らしいな///」
お互い照れてしまって少し沈黙
「その、噛まれたところ上書きしてもいいか?」
「あ、え?//はい、お願いします」
血を舐めとるように鎖骨に吸い付く
「んっ、///」
「あまりかわいい声を出さないでくれ、我慢が効かなくなる//」
怖くないように頭を撫でながら体を支えて上書きをする
舐め続けていると体をビクッとさせながら声を我慢している
「そんなに唇を噛まなくていい。綺麗になったぞ。」
「あ、ありがとうございます////」
照れている彼女が可愛くてもう一度口付けをしようとした時、足音が聞こえ自分達のいる教室で止まる
「わ、若利クン〜、お楽しみ中ごめんネ?部活に来ないから心配で来てみたらこんな状況でサ〜?」
「若利、意外と大胆だな、服は今脱がせなくても、//」
服、と指摘されたときAは顔を赤くさせて急いで着ていた
「天童、瀬見。すまない。色々あってな//すぐに行く。」
「うん!待ってるヨ〜。Aチャンも頑張ってネ!い・ろ・い・ろ!」
「は、はい、///」
俺とAは顔を合わせ少し笑った
もうこんな怖い思いをさせないようにAを守ろうと誓った
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キキ - とても癒されました…若利くんあまりないのでめちゃくちゃうれしいです!短編集を書いて貰いたいです! (2022年3月27日 9時) (レス) @page29 id: 3f3ad01dca (このIDを非表示/違反報告)
bey(プロフ) - コメントにてリクエストなど受け付けております♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ (2021年10月2日 14時) (レス) id: f90905a334 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:bey | 作成日時:2021年9月15日 22時