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甘えさせてあげますって言ってみた ページ3

宇髄
「おぉ。ド派手に嬉しいこと言ってくれるじゃねえかAさんよォ」

最近宇髄さんくま酷いしな、私にできることだったらなんだってする。サラサラな髪を人撫でし逞しい体を包み込む。

『ふふ、たまにはこういうのも悪くないと思いませんか?』

大きい腕が腰に巻き付き私の存在を確かめるように強く包みかえしてくる。こんなに小さなことでもあなたを支えられるのなら私はいくらだってやるよ

「さすが俺の女だ。よく分かってるじゃねえか」

いたずらっぽく笑うのは反則だよ…




不死川
「…頼むわ」

相当参っているのか、いつもはプライドが勝って絶対しない膝枕を自分からしてくれる。横顔からふと見えた額の傷を優しく優しくなぞる。
どんなに大変で悲しくて辛くても生きていかなければならない、鬼から人を守るために。できればあなたのそばで肩を寄せあって生きていきたい。だから

『たまにはあなたの弱さを見せて?』

スっと伸びてくる大きくて優しい手が私の頬を撫で、愛おしさが溢れ出てくる。その優しい笑顔は私のだけのものにしたい、そう思って手を重ねた

「あァ。…善処する。」




善逸
「ええええええええええええ!?いいの!?いいの!?」

目がギャン開きの善逸にドン引きしながらもうん、いいよなんて言えば悲鳴。悲鳴。悲鳴。

『その煩いお口に蓋をしてあげる』

既に紅潮した頬を包み、唇を合わせる。あ、失敗した、普段の善逸なら絶対、

「うぎゃ、うぎゃああああああああああ!!Aちゃんの唇柔らかい!!!いい匂いしたし!!!!…え!?今俺Aちゃんと接吻しちゃった!?俺の寿命今日まで!?!?どうしよおおお!!炭治郎おお!!!」

それか、失神。

やっちゃったなあ。恐る恐る唇を離し様子を伺うと、ぐっと腰を引かれ後頭部に手を添えられて逃げられない体制になった時、悲鳴を上げるでもなく失神する訳でもない、まるで獲物を捉える時のようなギラギラした目をした善逸が目の前にいた。

「足りないよ」

ああ、私の予想外れる時あるんだ。そう思いながら身を委ねた昼下がり。









ーーーーーーーーーーーーー
最近気温が低いですね、、
体調管理に気をつけて過ごしましょう!!とか言ってみる!!!
評価してくださったりコメントしてくださった時は作者きっと秒でお返事致します…!((きっと

炭治郎
「Aがコメントしたいなと思ってくれた時、してくれて構わないからな」

たしかし。

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作者名:あおまるそ | 作成日時:2020年10月19日 0時

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