90:試練 ページ44
轟「………」
？「……………」
未だに女性は、じっと見つめてくる
負けじと、俺も目を逸らさない
？「………フッ」
轟「……？」
すると、急に笑い始めた
周りの雰囲気も、元に戻るのを通り越して、少しホンワカしている気がする
轟「！？………！？」
？「あっはっはっはっはっは！ひぃー！そうかそうか！」
女性は俺の肩をポンポンと叩いて、「いいねぇ君ぃ！」と、笑った
？「いやぁ、すまんすまん…試すような事して」
轟「は、はぁ…((未だに状況が呑み込めてない))」
？「うん、君合格！早くAの所行ってやんな！」
轟「あ、有難うございます…？」
一体、さっきのは何だったんだ…？
どこかモヤモヤする気持ちがあるが、先を急ぐ
？「そうか、あの子がAの……。うん、なかなか良い子じゃねぇか。…良かったなぁ、良い奴に巡り会えて……A」
轟「？」
さっきの人が何か言った気がして振り返る
…が、そこには誰も居なかった
轟「一体…？」
もうなんか、存在自体不思議な人だった…
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
Aside
轟「そして、今に至る…と行った感じだ」
「…………」
……私、想像以上にヤバい事に巻き込まれてた___！！！
そうだよな！？マジ周り人居なかったし！
ここら辺ちょっと寒気するし！！
…ほんと私、不幸体質だ………
これは昔からだけど…高校生になってからもっと不運になった気が……
…ちゃんと、お礼言わなきゃ
「……焦凍」
轟「ん？」
「…見つけてくれて、ありがとう」
轟「これくらい、当然だ。
…それに俺は、Aがたとえどんな所に居ようとも、困っているならば必ず助けに行く」
………あぁ、安心する
焦凍の笑顔を見ると、本当に落ち着く…
でも、どうして
どうして、私なんかの為に、そこまで出来るの…？
轟「そろそろ帰ろう。大家さんが心配してる…と、思う」
「あ、う、うん…」
すると焦凍は、私の手をぎゅっと握った
「…っ！？」
体温が急激に上がるのを感じる
えっ…な、なんで…！？
今までこんな事無かったのに…！！？
轟「もう俺から離れねぇように…手、離すなよ」
「ぇ、ぁ、ぅ」
それに、心臓がドクドク煩い…
これ……って……………？
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博麗レミィ(プロフ) - 79話目で１のAが１の６になってますよ？これすごく面白いので好きです！ (2018年4月16日 18時) (
レス) id: 1929ac4674 (このIDを非表示/違反報告)
Tadashi Horimoto(プロフ) - 何処が駄作者ですか！？めっさおもろいっすよ！！これからも頑張ってください！！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: b94121db0d (このIDを非表示/違反報告)
110[わんわんおー](プロフ) - 雷光さん» わ"ー!わ"ー!!わ"ー!!!ありがとうございます!!!!うひょー!!!!!(ハイテンション) はい!!めちゃくそ頑張ります!!!!! (2018年2月4日 9時) (レス) id: 284d016709 (このIDを非表示/違反報告)
雷光 - 轟様にキュンキュンしちゃいました！パワーチャージ完了です！小説の続編楽しみにしながら待っていますから頑張って下さいね？ (2018年2月3日 0時) (レス) id: 681e9ae1c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：110[わんわんおー] | 作成日時：2017年12月26日 22時
