君は真夏の小悪魔？それとも魅惑の天使？ (ページ20)

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美容院ページ20

竜太君と2人で並んで家に帰る！

『ねー竜太君。今日の竜太君凄くかっこよかったよ？』

「あっ。うん。」

竜太君機嫌悪い？
そう思った私は黙って隣にいた。
歩いてると竜太君が私に気づき、話しかけてくれた。

「あっ！Aごめん…。俺緊張しちゃって変な態度とっちゃった。わりぃ。」

『えっ？大丈夫、大丈夫！うちの家フレンドリーすぎるから、竜太くんはすぐに受け入れてくれるよ！』

なんて言ってはいるんだけど…
私達友達だもんね？

友達だけど緊張するのかな？

『着いた！ここが家だよ！竜太くんちょっと待ってね。お母さん呼んでくる！』

「おっおう！」

私はお店の中に入りお母さんを呼びにいった。

『お母さん！！お友達きたよ！』

「あら！本当に？特別なお席用意してあるから
呼んできていいわよ！」

『はーい！！ありがとう！』

玄関の外を窓からみてみると、いつもと違う竜太くんがまってた。
あんなに元気で笑顔いっぱいなのにあんな顔するんだ。

『竜太くんいいって！えっ？どうしたの？』

「俺めっちゃ緊張するからちょっとだけ充電させて？」

竜太くんに抱きしめられた。

「よし！俺も腹くくらないとな。」

勢いよく玄関の扉を竜太くんが開けた！

「こんばんは。よろしくお願いします！」

大きな声がお店中に響き渡った。

私のお母さんが笑いながら駆けつけてくれた。

「あらっ！いらっしゃいませ！元気な声がすると思ったら男の子じゃないの！」

お母さんはニコニコして嬉しそうにしてくれた。