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106話 気の所為 ページ9

シノくんは不服そうに舌打ちをした



ヒースクリフ「こら。舌打ちをするな。その前にありがとうございますだろ」

シノ「·····どうも」



ファウスト「ふん····」





お、おぉ·····おかしいな、風は先程より止んではいるのに寒い

ファウストさんは砂になった首飾りに目をやって何やら呟いてるけど、何してるんだろう




じーっと、晶くんと見つめているとファウストさんはこちらを見た





ファウスト「······独り言だ。帰るぞ。
鳥の影は見つけられなかったが、収穫はあった。賢者。後のことは任せる」

晶「はい。······え!?」


晶くん丸投げされてるね。ドンマイ




ファウスト「僕はひきこもりなんだよ。謎解きは好きじゃない。
他の魔法使いたちに引き継いでくれ」



シノ「どうして。明日も調べよう」

ヒースクリフ「お、俺も調査してみたいです。先生も手伝ってもらえませんか?」



東の末っ子二人のお願いを『嫌だけど』とぶった斬るファウストさん中々にツンなのかと思う




ネロ「まあ、明日、お偉いさん方に報告するとしよう。
今夜は帰るぞ」

シノ「·····わかった」





さて、帰ろう·······?





光「·······」

ヒースクリフ「どうかしたの、光。〈大いなる厄災〉を見つめて······」



光「·····ううん。何でもないよ、帰ろう」




気のせい·····きっと。そう言い聞かせながら、晶くんたちのあとを追った

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- めちゃ好きな物語です!続編楽しみにしてます! (1月8日 1時) (レス) @page10 id: f95f0b76ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2023年7月31日 22時

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