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105話 詰めが甘い ページ8

あの首飾り何とかしないと······



シノ「《マッツァー・スディーパス》」


シノくんが呪文を唱えると、シノくんよりも大きい大鎌が現れた。あれが魔導具か




ヒースクリフ「シノ······!」

シノ「任せろ。オレがやる」




そう言って、光を切り裂く。待って、首飾りから悲鳴みたいなの聞こえたんだけど·····こわ





シノ「これで終わりだ。
もっと、大人しい首輪なら、奥様への手土産にしてやったのに。
残念だが、おまえは行儀が悪い」


シノくんが首飾りについていた、宝石をを刈り取る。宝石は砕け散って、消滅した




ネロ「たいしたもんだな、おまえ」

ネロさんに褒められて、まあねと得意げに笑った





ヒースクリフ「相変わらず無茶をするな。シノは······」

シノ「文句の前に褒めろよ。家臣にとっては主君に褒められることが、喜びであり、糧なんだぞ」



ヒースクリフ「そんな言葉、どこで覚えてくるんだ?」




シノくんはヒースくんのこと本当に好きなんだな······





シノ「秘密。ファウスト、あんたもだ。先生なんだろ」


ファウスト「よくやった。だが、詰めが甘い」

シノ「詰めが甘い?」






ファウストさんがシノくんに向かって、手のひらをかざした。その直後、シノくんの首筋に向かって首飾りの破片が飛んできたのをファウストさんが止めた



シノくんが驚き振り返った直後、ファウストさんが指を鳴らして破片は砂のように崩れた




ファウスト「な?」





つ······強ぇ········

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- めちゃ好きな物語です!続編楽しみにしてます! (1月8日 1時) (レス) @page10 id: f95f0b76ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2023年7月31日 22時

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