私は普通の女子高生３【魔法使いの約束】 (ページ4)

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１０１話　遺体はページ4

ネロ「本当だ······掘り返されたあとがある······」

ヒースクリフ「ひどいことをする······〈大いなる厄災〉が来て、みんなが大変な思いをしてる時に······」

死者の眠りを妨げる上に、ここまで荒らすとは······相当な天罰が下らないといけないな

って、シノくんなんで墓の中に入ってるの？

ヒースクリフ「シノ！墓穴に入るな！」

シノ「見ろ。埋葬品には手を付けてない。真珠も金も残ってる」

そう言って、墓から埋葬品などを見せられた。おかしいな

光「墓泥棒って、大体死者の金目の物を盗って行くと聞いたのですが······おかしいですね」

ネロ「なら、なんのために······」

金目の物じゃないとすると······もしかして

ファウスト「遺体は？棺の中に遺体は入っているか」

やっぱり、遺体になるよね

シノ「確かめてみよう」

ネロ「重いだろ。手伝うよ」

そう言って、ネロさんも墓穴に入る

ヒースクリフ「棺を開けるんですか！？亡くなった人が眠ってるのに·····」

ファウスト「その通りだな、ヒース。死者には深く詫びておこう。僕が祈りを捧げておく。
だが、気になることがある。確かめてくれ」

晶「気になることって·····」

ファウスト「僕たち魔法使いは、心や、自然の、神秘の力を使う。〈大いなる厄災〉もそのひとつだ。
〈大いなる厄災〉が近づく時、その神秘の力も増す」

なんだか、私が予想していることが当たっている気がしてきた