100話 墓泥棒 ページ3
シノ「正義になりそこねた······英雄のなりそこないが罪人?」
ファウスト「そうだ」
ファウストさんは悲しそうに応えた。何か知ってるのかな
シノ「何故」
ファウスト「何故だろうな」
なんだか、ファウストさんの触れてはいけないとこな気がする
ファウスト「行くぞ。僕について来い。僕からはぐれるな」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
光「······」
ネロ「大丈夫か?」
光「とりあえず、死者を刺激しないようにします」
日本とはまた違った怖さのある墓地だ······よくあるホラー映画では、ゾンビが出てくるんだよな
ネロさん、やけに気にかけてくれるけど子供が好きなのか?
晶「夜の墓地って怖いですね······」
ヒースクリフ「わかります·····」
私も二人に同意見で、うんうんと頷く
シノ「夜の墓地で怖いのは、亡霊より墓泥棒だ。あいつらは何でも暴いて売るからな。
見つかったら、墓に生き埋めにされるし」
光「怖いこと言わないでよっ」
墓泥棒は不届き者で、逆に怒りが湧く
ヒースクリフ「会ったことあるのか」
シノ「ああ。最初は人喰い鬼かと思った」
この世界にも鬼とか存在するのかな······
ファウスト「······この墓地にも、墓泥棒が出たのかもしれないな」
え········うそ
ファウスト「荒らされてる」
墓地をよく見回すと確かに所々掘り返された後があった
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鈴 - めちゃ好きな物語です!続編楽しみにしてます! (1月8日 1時) (レス) @page10 id: f95f0b76ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2023年7月31日 22時