付き添いで来ただけなのですが２【A3!】

第５８話 ページ10

次の日、カンパニーの車所持してるメンツで私の荷物を運んでくれました




実莉「うぅ、緊張してきた·····」



至「そんなに固くならないで、肩の力抜きなよ」


綴「そうだぞ。さあ、中に入ろう」




とりあえず、扉を開けて入りますか·····




いづみ「実莉ちゃん！」


実莉「いづみさん！えっと、不束者ですがこれからよろしくお願いしますっ！」


いづみ「落ち着いて！なんか混ざってるよ！」




改めて住むとなるとどう接すればいいかわからない······





咲也「実莉ちゃん」


実莉「咲也くん！それにみんなも·····」



咲也「おかえりなさい！」


実莉「······ただいま！」




￣￣￣￣￣￣￣￣



咲也『確かにオレたち、血は繋がっていません·····でも、とっくに実莉ちゃんも劇団の仲間で家族です！』



￣￣￣￣￣￣￣￣



こういうこと········なのかな



家と違って、ただいまって言ったらおかえりって返ってくる。みんながいる······スゴくあたたかくて、幸せだな





太一「実莉ちゃんが正式に住むことになった記念にお祝いとかしたいッス！」


一成「それいいね〜！」



臣「それならご馳走を作らないとな」




みんなスゴく優しいな······って




実莉「待って！！」


いづみ「ど、どうしたの？」



実莉「お祝いは冬組の皆さんがGOD座との対決に勝った時にしましょう！」




みんなそれを聞いてめっちゃ驚いてるけど





実莉「大丈夫。今までたくさん大変なこと乗り越えてきた劇団のみんななら······今回もきっと、いや、絶対！乗り越えられる。私はそう信じてる」


いづみ「実莉ちゃん·····」




近くで見てきたからこそわかるんだ。みんななら絶対乗り越えるって

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