付き添いで来ただけなのですが２【A3!】

第５５話 ページ7

さて、一日経ちましてお父さんが迎えに来ますとのこと······



咲也「大丈夫？実莉ちゃん」


実莉「咲也くん·····正直、怖いよ。でもね、この居場所を失うのが嫌なんだ」





こんなに、心地いい場所をまだ失いたくないよ




実莉「だから、説得頑張る！」


咲也「うん！大丈夫、実莉ちゃんはひとりじゃない。みんながついてるよ！」




実莉「ありがとう、咲也くん」






君のその一言で頑張れそうだ




￣￣￣￣￣￣￣￣￣

実莉「ふぅ······」




昼過ぎにインターホンがなった



至「来たラスボス」


綴「だからすぐゲームの方に持っていかないでください！」




相変わらずブレないみんなに安心した





実莉のお父さん「初めまして。実莉の父、四季野豊と申します」


いづみ「初めまして、劇団の監督を務めています。立花いづみと言います」






今はリビングでいづみさんとお父さんと私でなんか三者面談状態です

お父さんが先生ポジションだけど



みんな？ドアのところからこっそりと聞いてます






豊「単刀直入に言います。娘と金輪際、関わらせるのを止めてもらいたい。
今は音楽よりも、勉学に励ませるべきなのです。将来のためにも、このようなことは止めさせるべきだ」


いづみ「待ってください。確かに豊さんが言っていることも大事です。学生の本分は勉強ではあります。
ですが、実莉ちゃんの気持ちを無視していい理由にはなりません！」




いづみさん·····




豊「これは家族の問題です。赤の他人の貴女に言われる筋合いはありません。
子供は親の言うことを聞くもの。実莉、分かったら帰るぞ」


実莉「い、やです」



震えながらも、なんとか言い返せた

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