付き添いで来ただけなのですが２【A3!】

第６３話 ページ15

実莉「·····」


冬組のみんなは、繊細な演技というか、シリアスな感じが上手いな·····大人の雰囲気すごい


やっぱり、セリフ口調の歌詞がより引き立てるし······ここの歌詞はもう少し感情抑えめにしたら、うん。紬さんの優しい声と丞さんの力強い声ならいい感じになる

ミカエルとラファエルの関係性が見えてくる·····うん、良し





いづみ「実莉ちゃん？」

実莉「······」


いづみ「実莉ちゃん〜！」

実莉「あっ、すみません。つい······」




いつの間にか、稽古が終わってたのか




誉「ふむ。これが歌詞かい？」

実莉「え、まあ、はい。まだ途中ですが······」


誉「ほう······興味深い。少し見せてくれるかな？」

実莉「え？どうぞ」



冬組のみんなといづみさんもノートを覗き見るけど、メモ用紙みたいなものだから字雑になってて恥ずかしいんだけど······





紬「スゴい······こんなに沢山のフレーズが浮かぶなんて」

丞「驚いたな」

密「字がいっぱい······」

東「ふふ、隅っこにこっそり落書きしてあるね」



実莉「それは見なくていいですよっ！」



天使の話してるから、デフォルトの天使の絵描いてたの忘れてたっ！万里くん辺りに見られなくて良かったけど





誉「凄いよ、実莉くん、キミには詩を読む才能があるよ」


実莉「いえ、それは誉さんの専売特許ですので·····」


誉「確かに······！」




良かった、誉さんピュアで

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