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第50話 ページ2

リビングのソファに座らされ、隣には幸がいて手を握ってくれてる



いづみ「何があったのか、聞いてもいい?」




優しくそう言われ、少し間を空けて頷く




実莉「······お父さんに曲を作ってることがバレました」


いづみ「言ってなかったの!?」




言えるはずない······




実莉「はい······趣味で曲を作っているの知ってますよね?私、ネットでは"ペンキ"って名前で活動してるんです」




万里「マジか!」

太一「実莉チャンがまさかペンキさんだったんスか!」


一成「マジヤバたんじゃん〜」




いづみ「みんな知ってるの?」




知ってる人も何人かいるみたい



至「これ。10代から20代の若者に人気を誇ってる」


実莉「至さんには以前バレてまして······私が、曲を作るようになったのは、お父さんからの現実逃避でした」




今でも覚えてる





実莉「みんなが、私の曲を好きと言ってくれるけど、私は······全部嫌いでした。叶わないことを願って、書き続けていたから」




明るい曲は、そうあって欲しかった願望。暗い曲は今の感情をそのまま乗せて






いづみ「そうだったんだね······これから、実莉ちゃんはどうしたいの?」




実莉「私、この劇団に出会って、初めて誰かのために曲を作りたいって想えて······大変だけどスゴく楽しいんです。だから、これからもカンパニーの曲を書きたい······みんなといたい」





いつの間にか、大好きになっていたこの居場所を失いたくないっ

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推しが可愛すぎ(プロフ) - ナナマツちゃんさん» ありがとうございます!なんとかペースあげて新生組も絡ませたいですっ! (5月31日 22時) (レス) id: 531669d108 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマツちゃん - まずは一言面白いです。更新をお願いします(՞ ܸ. .ܸ ՞)"早く冬組とGOD座のタイマンACTも見たいしこれからの夢主ちゃんのmankaiカンパニーでの関係とかも気になります。千景さん、九門、莇、ガイさんの加入も見たいです。 (5月30日 14時) (レス) @page5 id: a2c660f77b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2023年3月30日 1時

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