五年は組に忍たまじゃなくてくの一がいるらしい ２【忍たま乱太郎】

７９．後編ですよ ページ32

とりあえず、学園から出たあと草むらで話し合うことにした




雷蔵「ただ闇雲に動いても勝てない！」


三郎「じゃあ、勘右衛門とミヤが乱太郎の大体の居場所を突き止めて、他の五年生が六年生を足止めする」


八左ヱ門「いいんじゃないかっ」


勘右衛門「それで行こう！」


兵助「簡単ではないけど、俺、六年生に勝ってみたい！」



五年生─ミヤ「もちろん！」




ミヤ「······ははっ」




後々面倒なことになるから、あんまり勝負とかしない方がいいと思うの私だけなのかな·····？


とりあえず、各々わかれて向かった






勘右衛門「うーん、それにしても乱太郎はどこにいるんだろう」



ミヤ「乱太郎は足が速いけど、先輩方と体力勝負で勝てる程じゃない······そうなると」



勘右衛門「そうなると？」




ミヤ「ずっと走って、遠くに逃げるんじゃなくて·····見つかりにくそうな、かつ視界が悪そうな場所にいると思う」




勘右衛門「なるほど·····それなら！」








勘右衛門がバッと指を指す






勘右衛門「乱太郎の足の速さなら、もうあの辺まで行ってそうだし。何より隠れやすい！」



ミヤ「うん、私もそう思うよ」



勘右衛門「行こう！ミヤ」





勘右衛門と走って向かうが、善法寺先輩たちもちゃんと来てるかな？

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