9.五年生の親睦会の段 ページ10
乱太郎たちを助けてから、少し経ったある日のこと
担任「今日の授業はここまで」
五年は組「ありがとうございました」
さて、長屋に戻って本でも読むか
雷蔵「いた!ミヤ、ちょっといい?」
ミヤ「雷蔵、どうしたの?」
三郎は一緒じゃないのかな?
雷蔵「今から食堂に来てくれない?」
ミヤ「え、う、うん」
理由はわからんがなぜ食堂。とりあえずだべりながら雷蔵と食堂へ向かった
───────
勘右衛門「お、来たな!」
そこには他の四人が食堂の座席に座ってくつろいでいた
ミヤ「えっと、雷蔵に言われて来たけどなに?」
兵助「実は五年生のみんなで親睦会をしたいと思ってて」
八左ヱ門「その話し合い!」
とりあえず座れよ!っと、言われたので私は兵助と勘右衛門が座っている方に、雷蔵は八左ヱ門と三郎が座っている方に腰掛けた
三郎「とは言っても、一体何をするんだ?」
うーん、と考えていると兵助が閃いたように口にした
兵助「みんなで豆腐パーティーするのいいんじゃないかな!」
ミヤ「豆腐パーティー?」
勘右衛門、三郎、雷蔵、八左ヱ門「えっ!?!?」
その一言に私と兵助以外の五年生は驚いて······と言うよりは怖がっていた
ミヤ「兵助、豆腐が大好きなんだっけ?」
兵助「そうなんだ!豆腐っていいよね〜」
そう聞くと、兵助はうっとりと頬を染め豆腐のことを考えているようだ
兵助「俺、ミヤにも俺が作った豆腐食べて欲しい!」
ミヤ「私も食べてみたいな、兵助が作った豆腐」
勘右衛門「ちょ、ちょっと待った!!!!」
豆腐パーティーをする流れになりそうになったら、勘右衛門が私たちの話を突然阻んだ
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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2022年11月15日 19時