32.一度だけ ページ33
兵助「やっぱり、正直に言うのがいいんじゃないか?」
八左ヱ門「そうだな。タカ丸さんもミヤに逃げられて落ち込んでるんじゃないか」
ミヤ「······そうだね。私、タカ丸さんに言ってみる。それに謝らないとね」
兵助や八左ヱ門の言う通りだ。いきなり逃げ出して悪いことしてしまったな
八左ヱ門「あ、タカ丸さん!」
タカ丸「久々知くん、竹谷くんこんにちは。あ!ミヤちゃん居た!」
ミヤ「タカ丸さん······」
タカ丸さんにちゃんと謝らないと
ミヤ「タカ丸さんすみません、突然逃げ出してしまって······その、タカ丸さんが言ってた髪型も色もとても素敵なんですけど私には似合わないから······」
タカ丸「ううん、気にしてないよ!そんなことないよ。絶対ミヤちゃんに似合うから!」
目をキラキラと輝かせて言うタカ丸さん
ミヤ「······それなら、一度だけ。お願いしてもいいですか?」
タカ丸「!もちろん!さぁ、座って!」
タカ丸さん本当に嬉しそう。兵助と八左ヱ門も私が髪結いされるのを見るらしい
タカ丸「チョキチョキチョキチョキ〜!」
すると、私の髪はハーフツインになって毛先は藍色になっていた
ミヤ「ありがとうございます、タカ丸さん」
って、なんで兵助と八左ヱ門は顔を赤くしてるの?赤くなりたいのは私の方なんだけど······
122人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2022年11月15日 19時