３０．髪を結わせての段 ページ31
ミヤ「ハァハァッ」
ヤバい、ヤバい！？とりあえずここに隠れよう
タカ丸「ミヤちゃーん」
ミヤ「っ！(息を殺して······)」
タカ丸「どこに行ったんだろう······ミヤちゃーん！」
しばらくしてタカ丸さんは走って行った
ミヤ「ふぅ······」
兵助「あれ、ミヤ」
八左ヱ門「こんなとこで何してんだ？」
ミヤ「しーっ！」
すぐさま２人の口を押さえる。兵助はともかく八左ヱ門は若干声が大きいから聞こえたらマズイ
って、兵助と八左ヱ門が苦しそうにしてる
ミヤ「あ、ごめん」
八左ヱ門「ぷはっ、しぬかと思った！」
兵助「何があったんだ？」
今回は通りかかった代理組に相談してみるか
ミヤ「実は、四年は組の斉藤タカ丸さんから逃げてて······」
兵助「え、タカ丸さんから？」
八左ヱ門「一体何したんだよ」
ミヤ「いや、私がやらかした定なのやめて！何もしてないよ。ただ······」
────────
明日の授業の予習をしてて
タカ丸「······(じーっ」
ミヤ「······」
元髪結いの斉藤タカ丸さん······この間の委員会所属騒動の時初めて見たけど、まだ一度も話したことない。
のに、何故こんなに見られてるの？
ミヤ「あの、タカ丸さん······なぜそんなに見ているのでしょう？」
このまま無言で見詰められるのも集中出来ないし、思いきって聞いてみよう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：推しが可愛すぎ | 作成日時：2022年11月15日 19時
