【派生合作小説】平和な日常、時々やみ。

彼女＿4話(あるみほいるの憂鬱。) ページ4

六川 透真side

「ああ…志折…」

今日初めての志折の顔はいつもに増して美しい
彼女に話しかけられなかったのは残念だがそれはまた後のお楽しみにしよう

志折はバニカさんからの”贈り物”を受け取ると何処かへ立ち去る

「後ろ姿も素敵だね…」

すぐに追い掛けたい気持ちを抑えて僕は皿の片付けに取り掛かる。片付けまでがシェフの仕事なのだ。

何も乗っていないはずの皿からも異臭がする。正直鼻が曲がりそうだ

だが志折の為にと思うとなんだかやる気が出てきて異臭が感じなくなるのだ。これが愛の力というやつなのだろう



キッチンの流し台へ山のような食器を置くと
「ごちそうさま･」と声が聞こえた

どうやら、アルテさん特製のデザートも食べ終わったらしい

「…よく食べられますね」

誰もいないキッチンに独り言が響いた

あの人は気にならないかもしれないが…部屋全体にも悪臭が漂っているのだ
何時もの事だがどうしてもこれだけは慣れない

…新しく消臭剤を置かないといけないな
彼女の好きな匂いのを…

なんて思いながら僕は目の前の山積みの食器と格闘した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

すみません思いつきませんでした！！！

あと六川さんはヤンデレ…だと思います

朝食__5話 (みあ)→←使えるコック＿3話(ネフェルティティ)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す