検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:21,815 hit

#1 青い春...夏。【赤】 ページ9

Aside


成績表を見て、突き落とされたような気分になった。





こうなることは予想していなかったから




赤「Aーー!!成績どうやったーー!?」




鼓膜が破れるぐらい叫ぶ彼氏の重岡大毅。




いつもやったら「うるさい!」とか言ってしまう所やけど、今はそんな気力もない。





赤「なぁ、A?」





顔を覗き込まれる。




やめて、




今涙目やって...









「...だい、き...」






大毅は何かを察したような表情になった。



あー、私のせいで大毅の笑顔を奪ってしまった




大毅は笑顔が1番やのに。




そう思うと余計に目が潤んできて、



【学年順位:2位】の文字が歪む。









赤「・・・海、行こか!」




「・・・え?」





赤「今から。はよ行こ!!」




何言ってんのやろ...まだ午後の授業あるし



「ねぇ、授業は??」




赤「そんなんサボればええ!」



赤「Aがそんな顔してる方が一大事や。」







またそんなこと言われたら




頷くしかない。




赤「れっつごー!!」



私の手を取り走り出す。



「ちょっと、速いって!」




猛ダッシュする大毅に付いていけずに手が離れそう。



赤「あひゃゃゃ!!じゃあ担いだろか?」




いつもの特徴的な笑い声と、心地良い声でだいぶ落ち着いた私。



やけどさらに衝撃的な言葉を言われて、真っ赤になってしまう





赤「うわー!顔赤いでー?」





「あ、暑いねん!!」





赤「嘘ばっかりー笑 ほら、自転車乗って!」




いつの間にか大毅の家の前まで来てて、大毅が自転車にまたがる。





私も躊躇しずに後ろに飛び乗る。





赤「よっしゃー!」








熱風を切りながら進む自転車。



大毅が全速力で漕ぐから落ちそうになる。







普段はこんなことしいひんけど…



甘えたい気分やし、いいや。やっちゃえ!






思い切って少し汗ばんでいる大毅に抱きついてみた。





赤「な、何してんの!」




「ええやん、落ちそうやねんから。」





そう言ってえへへと笑ってみせた。




赤「そんなことされたら、イチャイチャしげちゃん出てくるでー?笑」





「ええよー、出てこい出てこい!」




大毅に回してる手で、お腹を軽く叩く。




「って、アホか!」とか言ってる大毅さん、耳真っ赤ですよ〜?




でも言わないであげよ。可愛いから。笑


.Next


✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――

しげさんメインのお話ですよっ

#2 ・→←#番外編 苦くて苦い【青】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 短編集 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Pino;)(プロフ) - 星さん» ありがとう! (2018年9月15日 19時) (レス) id: f49c2e47d9 (このIDを非表示/違反報告)
- 見る見るw (2018年9月15日 19時) (レス) id: b35a32a87c (このIDを非表示/違反報告)
Pino;)(プロフ) - 星さん» ありがとう笑これからも更新するつもりやから見てくれるととんでもなく嬉しい!! (2018年9月9日 21時) (レス) id: f49c2e47d9 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白い!思い付くのが凄い! (2018年9月9日 20時) (レス) id: b35a32a87c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Pino;) | 作成日時:2018年7月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。