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#3 ・ ページ37

Aside





緑「俺はAのことが好き。」







緑「やから告白したし、付き合ってんの。」








強く訴えかけるように話す神ちゃんに、ただ頷くことしか出来ない。







緑「釣り合うとか釣り合わへんとかそういうのより、俺がお前を好きやねん。」








緑「それに俺、完璧なんかやない」









そう言うと、私の右手を掴んで神ちゃんの胸に持っていった。








こんな時でも私の鼓動は早くなってしまう








緑「いつもカッコつけてるけど、ほんまはAとおるとずっとドキドキしてる」







言葉通り、神ちゃんの心臓は慌ただしく響いていた。







緑「顔やって赤くなってまうし、Aと触れたとことかが熱くなってまう...」







恥ずかしいのか、語尾が小さくなっていく。







なんでやろ、さっきまでの気持ちが嘘みたいに嬉しいし







かっこいいとしか感じなかった神ちゃんがとても可愛くて愛おしく思えてきてしまった







緑「...っやから!別にAが気にすることなんてひとつもないんよ」







離したはずの右手がさっきまで感じていた神ちゃんの響きを残している







「こんなブサイクな私でもええん?」







おそるおそる聞いてみる







緑「当たり前や。大事なんは中身やから」








緑「プレゼントと同じように、包装紙なんてただの飾りでしかないから。」







そう言って緑色の包装紙に包まれたさっきのプレゼントを渡してくれた。







私は








「ありがとう」







と言って、笑顔で受け取る。







それだけで幸せなんは神ちゃんだけやね









中に入っていたのは金色のハートに矢が刺さっているネックレスだった。






まるで今の私の心境のようや







緑「ほら、」








と、私を後ろに向かせてネックレスを付けてくれる。






首元にひんやりとした感触が伝わる









緑「よし、ええよ。こっち向いて?」









振り向いて神ちゃんを見ると








これまでにないぐらいの笑顔で笑ってくれていた。








緑「めっちゃ似合ってる...可愛いで」







こんな言葉も今までならただかっこいいと思ってたけど





よく見れば顔が赤くて、本当に可愛い。









神ちゃんに見惚れてしまっていると、急に抱き締められた。







緑「A、大好きやで。愛してるで。」






END

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Pino;)(プロフ) - 星さん» ありがとう! (2018年9月15日 19時) (レス) id: f49c2e47d9 (このIDを非表示/違反報告)
- 見る見るw (2018年9月15日 19時) (レス) id: b35a32a87c (このIDを非表示/違反報告)
Pino;)(プロフ) - 星さん» ありがとう笑これからも更新するつもりやから見てくれるととんでもなく嬉しい!! (2018年9月9日 21時) (レス) id: f49c2e47d9 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白い!思い付くのが凄い! (2018年9月9日 20時) (レス) id: b35a32a87c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Pino;) | 作成日時:2018年7月18日 22時

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