【w.r.w.r.d.!】今回の被害者は壁でした。【男主】 (ページ11)

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9話ページ11

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しかも、お星様はシャオちゃんカラー！
ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！(ベルドロップ)

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こんな感じでしばらくわちゃわちゃしていると、トントンさんが話を切り出した。

「俺ら全員で、お前が壁とか壊した現場を見にいくから、廊下とかで待ってて」

トントンさんはそう言い残すと、他の幹部や総統様を連れて、現場へ向かった。そして、この部屋に残っているのは俺だけとなった。

え、まじすか。
俺ぼっちですか。確かに、こんな雑魚が壁を壊したとなると、調べなくちゃいけないよなぁ

あ、てか、名前教えてないような...
まぁ、いっか。
とりあえず、廊下に出るか。

廊下に出ると少し薄暗く、季節的には初夏なのだが、もう夜だし、生憎、俺は薄着なのでかなり寒い。

トントンさん達早く帰って来ないかな。

そう思っていると、周辺からガタンという音がした。しかし、どこから音が鳴っているか分からない。

もし、侵入者とかだったら危険だ。
幹部達は軽々と倒していくのだろうが、俺一人ではどうすることもできない。

一応針を構えていよう。
針で敵を倒せるかは分からないが、護身用としては丁度いいんじゃないか？

そう警戒していると、背後に人の気配がした。
すぐさま後ろを振り返ると、そこには...

幹部のゾムさんがいた。

ゾムさんは、緑色のパーカーが特徴で、戦闘能力に特化しているが、一つのことに集中している時は、かなり隙ができていると俺は思う。

って、どうやってここに来たんだ！？

『どうやって俺の背後に来たんですか？』

「天井。でも、ただの天井じゃないで、ダクトや。」

いや、あなた何やってるんですか？