5 ページ6
童磨と猗窩座が私を探してる……?
ということは、2人にも記憶が……?
しばらく、その事しか考えられなくてカラオケはあっという間に終わってしまった
外に出ると、まだ空は明るかった
すると、辞めてくださいと言う声がした
「え?どうしたの………は?」
後ろを振り返ってみると、由香子が女子たちに抵抗している姿だった。
「この漫画…返して欲しい〜?」
由香子「か、返してください!」
彼女の鞄の中から紙が出てきた
それを女子たちが上に持ち上げてヒラヒラしている。背が低い由香子ちゃんには届かない。
女子たちはその漫画を読んでいた
「えー、なになに?ヒロインと王子様?
何、その物語。ださ。」
由香子「っ!!」
由香子ちゃんは女子に飛びついた
すると、瀬奈の鞄からペンケースが落ちてガシャリと割れた
一瞬、時が止まったかと思った
すると、パァンッと鋭い音が響いた
瀬奈が由香子にビンタしたようだ
眼鏡にヒビが入っている
瀬奈「何すんのよ!!このブスが!弁償しなさい!」
瀬奈は勢いよく叫んだ
周りの視線が集まる
由香子「グスッ……ごめんなさ…っ」
他の女子は誰ひとりとして止めることはせずに由香子を責めている
「ねえ、許してあげなよ……」
瀬奈「コイツが悪いんだから!!こうしてやる!!」
瀬奈は持っていた紙(漫画)をパラパラと地面に投げた
由香子「あっ……!!」
私の中で何かが切れた
125人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かえで(プロフ) - いいね (2023年5月5日 22時) (レス) id: dedf0745d2 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 面白すぎる!更新ふぁいと! (2022年6月24日 7時) (レス) id: dedf0745d2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - あ、やっぱ神ですね、更新頑張ってください! (2020年3月16日 14時) (レス) id: a5bea457da (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - めっちゃ面白いです。次の話が楽しみです。頑張ってください! (2020年3月9日 17時) (レス) id: a540cb8684 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆんきち丸 | 作成日時:2020年3月9日 15時