前世の記憶を取り戻したい【童磨】【鬼滅の刃】

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童磨side



今日で修学旅行は終わりだ。
それで、お土産選びをしに行った



童磨「うーん、和って感じがいいんだよね」


猗窩座「俺は知らん。自分で考えやがれ」



童磨「そうだ！Aちゃんにも買ってあげよう！ほら、猗窩座殿も買おうよ」


猗窩座「いや、お前が好きなんだからお前だけで……」


童磨「それはやだなぁ。気恥ずかしいから！お願いだよ猗窩座殿！」


猗窩座殿は仕方ないと買うことにした。



ある、土産物屋の品に目が入った




童磨「…………あれ？これ、見たことあるような…………………」




ズキリ…




『この扇、綺麗だねぇ！』

『柄は違うけど、対の扇はお揃いだね』

『私もこの扇で童磨みたいにスパスパッと切れる扇を作りたい！』

『わー！ほんとに作れたよ！凄い〜』





童磨「あ……………」




思い出した。





猗窩座「おい、何ボーッとしてる………
…………は？お前なんで泣いてるんだ？」


童磨「あ、猗窩座…殿……」


猗窩座殿に言われて改めて自分が泣いてることに気付く。


俺が見ていた扇に目を向ける猗窩座殿は、見るなり目を見開いた



猗窩座「これって……Aが昔持ってたのに…似てる…」


童磨「猗窩座殿……俺…思い出したよ」


―――――

どうやって思い出させるか迷った……
なんか、しょうもないような…

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