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堕姫(梅)side
「堕姫〜、来たよーん」
今日、伝えたい事があってAを呼んだ
梅「いい加減堕姫って呼ぶの止めてくれるかしら……」
「そういえば、授業サボってまで呼ぶなんてどうしたの?」
堕姫「童磨のことなんだけどね」
「ん?どうしたの?」
Aは、童磨の記憶が無いのを気にしている。
堕姫「この前の放送の時なんだけどさ」
「…放送、聞かれてたか……」
―――
時は遡り1週間前
《離せ馬鹿力!スケベ柱共め!》
そんな放送が流れていた。
ザワザワと(特に女子)生徒が騒ぐ
「いいなぁ……!わたしも先生たちに愛されたい…!」
「俺、Aさんにあんなことしてみてぇなぁ……俺の事なんて眼中にないんだろうけど……」
そんな会話ばっかり。飽き飽きするわ。
あんた達みたいなやつがAに触れるなんて有り得ないのよ。
一瞬、助けに行こうと思ったけど、Aの事だから、きっとあの柱共を気絶させて終わるでしょ、とか思いながら廊下を歩いていると誰かにぶつかった
童磨「あ!だ、堕姫!!ごめんね!!急いでて!」
堕姫「え……」
現世の名前は梅なのに、前世の時の名前を呼んだ
――――
堕姫「めっちゃ焦ってたから何なんだろうって思って許したけどさぁ」
「え、それ本当ですか?」
堕姫「そりゃ当たり前じゃない。あいつも記憶が戻ってきてるんじゃないかしら」
「だ、堕姫ぃぃぃぃい!!それが本当ならお前は予言者だよ!!」
梅「予言者って……別にただの考察よ。
てか、私は梅よ。名前を間違えないで」
「ごめんなさいいいい」
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かえで(プロフ) - いいね (2023年5月5日 22時) (レス) id: dedf0745d2 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 面白すぎる!更新ふぁいと! (2022年6月24日 7時) (レス) id: dedf0745d2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - あ、やっぱ神ですね、更新頑張ってください! (2020年3月16日 14時) (レス) id: a5bea457da (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - めっちゃ面白いです。次の話が楽しみです。頑張ってください! (2020年3月9日 17時) (レス) id: a540cb8684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆんきち丸 | 作成日時:2020年3月9日 15時