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猗窩座side



Aは、熱があった。39度もある。


童磨に看病を任せようと思ったが、アイツには何の知識もなかったので伝染らないように部屋の外に居てもらった。


それにコイツ…さっきから意味わかんねえ事言いやがる。


"童磨、死なないで…"

"やだ……"




悪夢でも見てやがるのか?






「…………っ!!」


すると、急にバッと起き上がって荒く息をしていた




猗窩座「お、お前まだ寝てろ!熱あるんだからよ!!」


「ゆ、夢………?」


猗窩座「は?」


「ねぇ、今って大正だよね?童磨は死んでないよね。さっきのも夢だよね。」


猗窩座「お前……」



「猗窩座、どうして紋様が無くなってるの?気配が分からない。力が出ない……鬼になってからそんなことなかったのに……。」


猗窩座「……っ!!」


「どういう……」バチィンッ!!



このままではキリがないと思い、俺はAの頬を叩いた


猗窩座「もう前世の事は振り返るなよ」



「前世………」



Aはハッとしたような顔になった


「ご、ごめんなさいっ!!」


床に穴があくくらい頭を床につけて土下座をするA


猗窩座「おいお前熱あるんだぞ顔上げろ」


「ごめんなさい………」


大人しく布団に戻るA


猗窩座「お前…大丈夫か?」


「うん、ちょっと夢見ちゃっただけ」


へらっと笑うA



俺は、今にでも消えてしまいそうなAにそっと抱きついた


そこに、アイツが入ってきた


童磨「Aちゃん起き…………え?」



10秒くらい時が止まった



「もう一度熱、測ってみようかな……」


猗窩座「ほ、ほらよ…」



次に熱を測った時には少し下がっていた



童磨「俺、お粥でも作るね!!」


「ありがとう」


童磨もそそくさと出ていった

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かえで(プロフ) - いいね (2023年5月5日 22時) (レス) id: dedf0745d2 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 面白すぎる!更新ふぁいと! (2022年6月24日 7時) (レス) id: dedf0745d2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - あ、やっぱ神ですね、更新頑張ってください! (2020年3月16日 14時) (レス) id: a5bea457da (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - めっちゃ面白いです。次の話が楽しみです。頑張ってください! (2020年3月9日 17時) (レス) id: a540cb8684 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆんきち丸 | 作成日時:2020年3月9日 15時

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