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キ、キ、キス……テヒョンくんと…キス…
「…A大丈夫?」
とテヒョンくんは私の顔をのぞいた
「わ!わぁ!え、えっとうん、その!えっと…だ、だ、だ、大丈夫!」
とあまりにビックリしすぎて変な返事をしてしまった…
するとテヒョンくんが申し訳なさそうに
「ごめんね、びっくりさせちゃって…嫌だったよね…」
と言った
あまりに悲しそうな顔をしていたので
私は素直な気持ちを吐き出した
「そんなことない!凄く嬉しかったよ…?確かにびっくりしちゃったけど初めてのキスがテヒョンくんで良かった」
あ…初めてのキスとかサラッと経験浅い女ですって言ったようなもんじゃない
ひ、引かれちゃったかな
「Aのファーストキスの相手僕なんだ…へへっ」
とテヒョンくんは少し顔を赤らめて嬉しそうに笑った
「Aの初めて奪っちゃった」
わ、わ、私の…は、初めて…………
「A、顔赤いよ?……………あ、もしかして」
「か、考えてない!何も!そ、そんな…や、や、やらしいことだなんて微塵も考えてないから!!」
「僕まだ何も言ってないけど」
しまった…自ら墓穴を掘った
テヒョンくんはものすんごいニヤニヤして頬杖付きながら私を見てる
うぅ…恥ずかしい…
なんて真っ赤になってるであろう顔を手でおおっていると
「さ!良いもの見れたし、もうお外真っ暗だね。そろそろA帰る?」
とテヒョンくんが言った
「か、帰ります…」
「じゃあ送ってくよ」
「え!いいよもうこんな時間だし…!」
「もうこんな時間だから、女の子を一人で帰らす訳には行かないでしょ?…いいから、送ってく!」
こうなったらテヒョンくんの意思は変えられない
ここはお言葉に甘えとこう
「…お願いします」
「うむ、よろしい!」
そういってテヒョンくんは家まで送ってくれた
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マリ(プロフ) - かなとさん» 申し訳ございません!外し忘れておりました、ご報告ありがとうございます! (2019年3月17日 19時) (レス) id: 2f84b05c82 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月17日 18時) (レス) id: 72529fb9c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マリ | 作成日時:2019年3月17日 18時