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第一話 ページ2

私が三谷Cクラスに向かっていると

「杉山。」

算数の担当の江川先生に呼び止められた。

その隣には赤いワンピースの女の子が立っている。

「丁度良かった。おまえも呼び出さないといけなかったんだ。少しついてきてくれ」

『はい、分かりました。』

急いで靴を履き替え女の子の隣に立つ。

すると、先生はうなずきクルリと背を向け歩きだした。

それに、黙ってついていっていると先生が言った。

「実は今、まだ実験段階だが特別クラスというものがあるんだ。成績に非常にバラつきがあったり、波がある生徒を集めている。いいところをよりのばすとともに、ニガテなところを克服させる。そういう目的のクラスだ。そして杉山にもそのクラスに入ってもらう」

私[も]ということは隣の子もそのクラスに入るのだろう。

こちらが気になるのか、女の子はチラチラと伺ってきていた。

私は、それに微笑み小さく口を開いた。

「初めまして、杉山Aって言います。あなたは…。」

女の子はあわてた様子で口を開いた。

「立花彩です。よろしくね、杉山さん。」

私は、少し苦笑して言った。

「Aでいいよ?よろしく、彩ちゃん。」

すると、彩ちゃんはとても嬉しそうに笑い、言った。

「う、うん!よろしく、Aちゃん!」








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彩ちゃんのキャラが掴めていない!

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作者名:如月 | 作成日時:2021年6月4日 17時

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