29話 ページ30
アジトに帰ると、酷く派手に物が散乱していた。瓶が割れていたり本が落ちていたり所々凍っていたり。あぁ彼の仕業だな、と私の中で顔が思い浮かぶ。
イルーゾォ「帰ったのか、今は近づかない方がいいぜ。久しぶりにかなり荒れてる。」
プロシュート「俺は巻き込まれたくねぇから部屋に戻ってるぜ…」
A「なんでこんなに怒ってるんですか？」
イルーゾォ「その理由がわかったら俺だって苦労しねぇよ。ギタッチョを宥めるメローネは任務だし、リーダーは出かけてるしで八方塞がりだ。お前も危険だからリビングには近づくなよ。」
A「うーん、ご心配はありがたいんですけど、私の部屋リビング通らないといけないんですよね…」
イルーゾォ「あぁそうか、部屋数少ねぇから物置を部屋にしたんだったな。俺の部屋に避難するか？」
A「いいんですか？ありがとうございます。」
イルーゾォ「この部屋だ。」
A「すごい、綺麗に整頓されてる…」
イルーゾォの部屋はダークブラウンの家具で統一された部屋だった。男性の部屋なのに散らかっているどころかほとんど物がなく、強いて言えば本棚の本くらいだった。
A「素敵な部屋ですね！私も荷物もう少し整理しようかなぁ…」
イルーゾォ「俺のは物欲がないだけなんじゃないか…？」
A「そんなことありませんよ、整頓を怠らないからこの部屋が保てるんです。」
ふと本棚を見ると私の好きな小説のシリーズが置いてあった。興奮してイルーゾォに問いただす。
A「これ、もしかして好きなんですか？！」
イルーゾォ「あぁ、お前も好きなのか？」
A「勿論です！最新作も面白かったですよね。」
イルーゾォ「そうだな、毎回行われる推理と駆け引きが楽しみでたまらない。」
A「ですよね！」
その後私たちは小説の話で盛り上がった。しばらくすると、玄関の扉が開いた音がした。
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おうどん(プロフ) - あの〜、リクエストなのですが、みんなでカラオケとかどうでしょう！ (2019年2月10日 19時) (携帯から) (
レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - はい！ (2019年2月9日 18時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - おうどんさん» ご提供お願いします！早速作品を拝見させていただき、お気に入り登録させていただきました。お互い更新頑張りましょうね！ (2019年2月9日 14時) (レス) id: 4c30b3b80e (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 作ってしまいました！ネタ尽きそうになったら提供させていただきます！ (2019年2月9日 13時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - おうどんさん» いえいえ、ご提供ありがとうございます。もし作ったら教えてくださいね、真っ先にお気に入り登録させていただきますから！ (2019年2月9日 11時) (レス) id: 4c30b3b80e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛月 | 作成日時：2019年2月1日 23時
