27話 ページ28
中に入ると、優しそうな店員さんが声をかけてくれた。2人席に案内してくれたので、そこに腰を下ろす。
プロシュート「コーヒーを2つ。」
店員「かしこまりました。」
プロシュート「ここのコーヒーはうまいんだ、店長がこだわりにこだわったオリジナルブレンドなんだぜ。」
A「楽しみです!」
プロシュート「そういや、こうして2人っきりで話す機会なかったな。」
A「任務の時以来ですもんね。」
プロシュート「お前、家族はいんのか?」
A「いますよ、兄妹がもともといないので今はもう母と父の2人だけですけど。」
プロシュート「そうなのか、元気にしてんのか?」
A「郊外にあるレモン畑で農家を営んでます。本当に仲がいいんですよ。」
プロシュート「レモン畑…別荘みてぇで羨ましいぜ。」
A「そんないいもんじゃないですよ、でもあったかくて大好きな場所です。」
プロシュート「で、そんなあったかい場所で生まれた一人娘がギャングか…」
A「さ、さすがに両親は知らないですよ?!事務関係の仕事してるっていう設定です。」
プロシュート「なんでギャングの世界になんか入ったんだよ、レモン農家継げばいいだろ。」
A「仕事に体が追いつかなくなったら引退して故郷に帰ろうと思ってますよ。昔優しくしてくれたギャングさんがいて、それが印象的だったので入っちゃいました。」
プロシュート「入っちゃいましたって…お前なぁ…」
A「それなりの覚悟はしてきてるつもりですから、そのギャングさんとも再開できましたし今はこの生活に満足してますよ。」
プロシュート「そいつは誰なんだ?」
A「他のチームを仕切っている幹部のペリーコロさんです。」
プロシュート「おいおい、そりゃ大物じゃねーか。」
A「ペリーコロさん、今でもとっても親切ですよね!」
そんな他愛もない話をしていると、店員さんによって熱々のコーヒーが運ばれてきた。
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おうどん(プロフ) - あの〜、リクエストなのですが、みんなでカラオケとかどうでしょう! (2019年2月10日 19時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - はい! (2019年2月9日 18時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - おうどんさん» ご提供お願いします!早速作品を拝見させていただき、お気に入り登録させていただきました。お互い更新頑張りましょうね! (2019年2月9日 14時) (レス) id: 4c30b3b80e (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 作ってしまいました!ネタ尽きそうになったら提供させていただきます! (2019年2月9日 13時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - おうどんさん» いえいえ、ご提供ありがとうございます。もし作ったら教えてくださいね、真っ先にお気に入り登録させていただきますから! (2019年2月9日 11時) (レス) id: 4c30b3b80e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛月 | 作成日時:2019年2月1日 23時