22話 ページ23
任務が終わり一夜明けて、私は護衛チームのアジトの前まで来ていた。
A「すいませーん…」
ジョルノ「Aさん、こんにちは。何かご用ですか?」
A「ジョルノさん!えっとあの、アバッキオさんにお礼とみなさんに差し入れを…」
ジョルノ「それはそれは、ありがとうございます。さぁ、中へどうぞ。」
A「お邪魔します。」
ナランチャ「あれ?Aだ!どうかしたのか?」
A「アバッキオさんに用があったの、これよかったらみんなで食べて。」
ナランチャ「おぉ!ケーキだー!グラッツェA!」
ミスタ「美味そうだなぁ!ありがとよ!」
フーゴ「い、苺…ありがとうございます!」
トリッシュ「まさか私の分まで買ってきてくれたの?」
A「勿論!」
トリッシュ「ありがとうA…」
ブチャラティ「すまないなA、グラッツェ。」
A「いえいえ、先日もお世話になりましたから。」
トリッシュの笑った顔が本当に可愛い、フーゴさんも苺好きなんだろうなぁ…顔が輝いてる…
A「あ、そういえばアバッキオさんはいらっしゃいますか?」
ナランチャ「アバッキオなら自室だぜ、用があるなら行ってこいよ。」
A「ありがとナランチャ!」
A「ここだっけ…アバッキオさん、いらっしゃいますかー?」
すると、扉が開いてアバッキオさんが現れた。
アバッキオ「おう、どうしたA。」
A「この前のお礼です、帰り道ご一緒させていただいたので。」
アバッキオ「律儀だなお前は、別に気にすんな。」
A「後からメローネに教えてもらったんです。わざと悟らせないでそばに居てくれたんでしょう?」
そういうとアバッキオさんは黙った。そして一言
アバッキオ「ありがとよ…」
お礼の品を受け取ってくれた。
アバッキオ「これ、すげー高かったんじゃねぇのか…」
A「チーム内で話してた時、アバッキオさんがそのワインがお好きだとお伺いしたので。近くにあるワイン専門店で買ってきました!」
アバッキオ「お前は本当にお人好しだな…」
頭を撫でながら少し微笑ましそうな笑みを浮かべた。
A「喜んでいただけたなら良かった!じゃあこれで失礼しますね。お時間取らせてすいません。」
アバッキオ「あ、おいちょっと待て。」
腕を掴んで優しく
頰にキスされた。
A「えっ…えっ?!」
アバッキオ「グラッツェ、A。」
A「えっと…その、し、失礼します!」
私は恥ずかしさで耐えきれなくなって足早にアジトを去った。忘れてた…アバッキオさんもイタリアーノだった…
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おうどん(プロフ) - あの〜、リクエストなのですが、みんなでカラオケとかどうでしょう! (2019年2月10日 19時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - はい! (2019年2月9日 18時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - おうどんさん» ご提供お願いします!早速作品を拝見させていただき、お気に入り登録させていただきました。お互い更新頑張りましょうね! (2019年2月9日 14時) (レス) id: 4c30b3b80e (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 作ってしまいました!ネタ尽きそうになったら提供させていただきます! (2019年2月9日 13時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - おうどんさん» いえいえ、ご提供ありがとうございます。もし作ったら教えてくださいね、真っ先にお気に入り登録させていただきますから! (2019年2月9日 11時) (レス) id: 4c30b3b80e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛月 | 作成日時:2019年2月1日 23時