19話 ページ20
リゾット「俺は残りの見張りを殺して危険を減らす。ギアッチョは脱出ルートの確保を頼んだ。」
ギアッチョ「あぁ。」
プロシュート「行くぞ…」
A「はい。」
プロシュートがドアを蹴破り、2人で銃を構える。部屋の出口はプロシュートが立って塞いだ。
A「こんばんは、資産家さん。月に代わってお仕置きに来ちゃいました。」
プロシュート「そんな可愛いもんじゃねぇだろうが、悪いがお前には死んでもらうぜ。」
資産家「な、なんだいきなりお前達は!か、金!金だろ?!金ならいくらでもやる!命はとらないでくれ!」
A「はぁ…欲しいのはお金じゃなくて…あなたの首です。」
一言冷酷に言い捨てると脳天を狙って三回発射した。倒れ込んだ資産家の頭をプロシュートが蹴って完全に死んだことを確認する。
プロシュート「よし、死んだな。」
あるのかないのかわからないハゲ散らかした資産家の頭から残りの髪を全て切り取って一つにまとめ、紙袋に入れた。これが完璧に始末したと言う証拠となり報酬の引換券でもあるのだ。
A「じゃあ、情報データと見えるだけの金をかっさらっておさらばしましょうか。」
プロシュート「お前さっき欲しいのは金じゃねぇって言ったばっかだろ。」
A「すまん、ありゃ嘘だった。」
呆れ顔でため息を付かれながらpcのデータを抜き取り、金庫を少々乱暴に破壊して中身をかっさらった。途中、脱出ルートまでにある厨房でプロシュートがちょっと待ってろと促し、1分後に大量のワインを抱えて帰ってきた。
A「ついさっき私に注意しながら呆れてたのはどこの誰ですかね?」
皮肉たっぷりに問うとプロシュートは悪そうな顔で
プロシュート「悪りぃな、ありゃ嘘だ。」
と返された。これで私たち2人は共犯者、あとでリゾットに叱られる未来が見える。
リゾット「お前達羽目を外しすぎだ…」
A「あ、リゾット。始末は終わったんですね。」
リゾット「あぁ、それよりその大荷物全部持って帰る気でいるのか…」
プロシュート「俺のはワインだがこいつの持ってんのは抜き取った情報データとかっさらった莫大な金だぞ。置いてっていいのか。」
リゾット「よくやったA。」
A「態度変わるの早すぎですよ。」
爽やかな笑みで莫大な金に期待を膨らませるリゾット。頭まで撫でられる始末…3人で走って脱出ルートの入り口のギアッチョと合流した。
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おうどん(プロフ) - あの〜、リクエストなのですが、みんなでカラオケとかどうでしょう! (2019年2月10日 19時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - はい! (2019年2月9日 18時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - おうどんさん» ご提供お願いします!早速作品を拝見させていただき、お気に入り登録させていただきました。お互い更新頑張りましょうね! (2019年2月9日 14時) (レス) id: 4c30b3b80e (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 作ってしまいました!ネタ尽きそうになったら提供させていただきます! (2019年2月9日 13時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - おうどんさん» いえいえ、ご提供ありがとうございます。もし作ったら教えてくださいね、真っ先にお気に入り登録させていただきますから! (2019年2月9日 11時) (レス) id: 4c30b3b80e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛月 | 作成日時:2019年2月1日 23時