GENERATION EX ページ14
初の単独ホールツアーの初日
本当に不安と緊張がすごくてなかなか寝付けなかった私。今も緊張でお腹痛くて吐きそうなくらい。
本番前の通しリハでは立ち位置間違えちゃったしもう頭の中はパニック状態!
涼太「しおん、そっちじゃないよ」
『あ、ごめんごめん!』
玲於「振り間違ってる」
『ほんとごめん!』
さっきっからこんな感じ。本当にできるのかな私。
本番3時間前。
じっとしてられなくて外の空気でも吸おうと外に出て地べたに体育座りして頭を抱えてた。
誰かが頭をポンポンって叩いて来た
『玲於』
玲於「なーに緊張してんだよ。やるしかねーじゃん」
『わかってるんだけどさもし緊張で歌詞飛んだらとかお客さんが喜んでくれなかったらとかそんなとこばっか考えちゃって昨日も全然寝れなかった』
玲於「お前の想いはちゃんとお客さんに届くよ。だから全力で歌って踊ればいいんだよ!ただそれだけじゃん』
『玲〜於〜泣』
玲於「おいおい泣くなよ。はいはい、よしよし。おいで」
ギュッ
玲於は不安でいっぱいだった私を抱きしめてくれた。その手がすごくあたったかくて、安心した。
『zzz』
玲於「ん? 寝てんじゃん笑ほんとしょうがないやつだわ」
玲於はそっと私をおんぶして楽屋まで運んでくれた
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作者名:名無し48554号 | 作成日時:2018年8月30日 1時