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あの日は、確か無一郎と合同任務だった。


鬼の数が多くて、お互い、無傷だったのはいいが、苛付いていたんだと思う。


それでも何とか場の空気を盛り上げようと、私が話しかけたんだっけ、


『 きょ、今日のさ、ご飯 、どうしよっか、』

「知らない、興味無いし。」

『…そっか、ごめんね、』


また、空気が悪くなってしまった。無一郎からは、苛立ちの匂いがして、私が怒らせてしまったんだ、と改めて錯覚した。

だけど、これは今だけだから。帰ったら、一緒に折り紙折る約束したから、今がまんしたら。なんて思えばなんともなかったのだが。

でも、どうしても、次の言葉は聞き捨てならなかった。



「どうでもいいけど、やっぱり今日は僕疲れたから、先寝るね。」


この言葉で蓋をしていたはずの " 我慢 " という 感情 が 溢れ出る。



『約束、忘れちゃったの。』



止めようと思ったけど、歯止めが効かず、『ねぇ、酷いよ無一郎。約束まで忘れるなんて、』なんて足を止めて語り出す。


それを聞いた彼も反論してくるために、気持ちが収まらなくなって、最終的には、





『もういい!!!無一郎なんてだいっきらい!!!』




こう吐き捨てて、その場から、逃げるように走りだす。

後ろから「…ッちょ、A!!」なんて聞こえるが、それすらも無視して、彼から離れたい一心で、逃げ出した。



まだ辺りは真っ暗だ。早く藤の家に行かないと、鬼に遭ってしまう。それだけは御免こうむりたい。


そう思ったのに。



















「貴様か、稀血の鬼狩り、というのは。」

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恋好(プロフ) - ここあ。です。さん» そう言っていただけて嬉しいですッッッ(´nωn`)完結目指して頑張ります!!!!!!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!! (2020年3月13日 0時) (レス) id: f8672041a0 (このIDを非表示/違反報告)
ここあ。です。 - あぁ、、すき(( 更新頑張って下さい!!\(`・ω・´)ファイトォ← 次回も楽しみに待ってます! (2020年3月11日 23時) (レス) id: 5561888888 (このIDを非表示/違反報告)
理穹 - すごい好きです、この作品!無一郎が健気…!更新頑張ってください、応援してます! (2020年3月11日 23時) (レス) id: 67551748aa (このIDを非表示/違反報告)
恋好(プロフ) - わー!!!ありがとうございますー!更新少しお待ちくださいね!! (2020年3月4日 23時) (レス) id: f8672041a0 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - こーゆー作品好きです! (2020年3月4日 23時) (レス) id: ea8e5cf766 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋好 | 作成日時:2020年2月28日 17時

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