本音 ページ23
涙を流す私に驚きながらあたふたする矢花くん。想像通りの反応で可愛いと思いながらも止めどなく涙は流れてくる。
矢花くんはどうしようって考えた後、躊躇いながらそっと抱きしめてきた。
矢「…俺のせいだよね。苦しくさせてごめん。」
その一言を境に私の気持ちが抑えられなくなる。
『…そうだよ、あの日、私が振られた日を境に連絡取らなくなって。矢花くんが私に気持ちがなかったことが嫌なわけじゃなかった。利用でもよかった、一緒にいれるだけでよかったの。でも矢花くんは謝った。申し訳ないと思わなかったら人は謝らないよね。そこで気づいちゃったの、あ、矢花くんは私といたいわけじゃないんだって。そこから連絡も取れなくなって。忘れようと思った。何回も思ったよ。でも会わない間に忘れることはなくて、ずっと考えちゃってた。』
いつか矢花くんと笑い合う関係に戻れたら。笑い話のように話そうと思ってた気持ちを。こんな風に伝えることになってしまったことが悔しかった。でも一度決壊した思いは止まることを知らない。
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そると(プロフ) - サボテンさん» サボテン様 コメントありがとうございます！今後も楽しんでいただけるように書かせていただきますので、よろしくお願いいたします！ (2022年2月7日 17時) (
レス) id: efd45746ba (このIDを非表示/違反報告)
サボテン - いつも読ませていただいております。更新されていると嬉しくなります。矢花くんや大光くんとの今後の展開を楽しみにしております。 (2022年2月7日 1時) (レス) @page35 id: 430e7a2ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると | 作成日時：2021年10月11日 21時
