好きなだけなの ページ11
今日も進展することなく体を重ねる。ほのかに香る矢花くんの香りが私を苦しめながら、欲に溺れる。
『ねぇ矢花くん』
矢「なあに」
『私矢花くんのこと好きだよ、こういう関係だからじゃなくて心から』
矢「ありがとうね、正直に伝えるAちゃんは可愛いね」
ほらまた。可愛いね しか言ってくれない彼に嫌気が差し始めたのはいつから？
いつから私はそんなに強欲になってしまったのだろうか。
『矢花くんっていつも可愛いしか言ってくれないね、私のこと好きじゃない？』
矢「…ごめん。Aちゃんのこと好きだけど、そういう関係の好きじゃないと思う。」
聞かなければよかった。でも何故か何かが悔しくて。
『私が彼女になれる可能性ってないの？いつもホテルじゃなくて、デートがしたい』
言ってしまったと思った頃にはもう遅くて。
苦しそうに顔を歪める矢花くんがいた。
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そると(プロフ) - サボテンさん» サボテン様 コメントありがとうございます！今後も楽しんでいただけるように書かせていただきますので、よろしくお願いいたします！ (2022年2月7日 17時) (
レス) id: efd45746ba (このIDを非表示/違反報告)
サボテン - いつも読ませていただいております。更新されていると嬉しくなります。矢花くんや大光くんとの今後の展開を楽しみにしております。 (2022年2月7日 1時) (レス) @page35 id: 430e7a2ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると | 作成日時：2021年10月11日 21時
