あとがき ページ44
天に巣食うものたちは一種の概念のようなもので
悪と善を謳うものたちは交わりを禁じられた
ある日、雲の狭間で天使と悪魔が出会ってしまった
一種の概念であるそれらは禁じ手である魔法を使い子を授かった
天から降り立った二人の子を神が許すはずもなく当然のごとく下界へと落とされた
その時にできた代償が強力な魔力と不老不死の体
やはり彼らは天使と悪魔の子
片割れは人間に恋をした
己を犠牲にし子を授かる
親が親なら子も子だと
ひっそりと天から覗いていた親たちは笑っている
そんな彼らを思い出し目をつけたのがあの日の神様
既に生をなげうった片割れは仕方なしともう片割れを監視した
何度も何度もそれに試練を与える
不幸を押し付けては親のせいと嘲笑う
今回はどうでしょうか
概念を具現化させるための魔力を失った後に身を投げれば、さすがの神様も手を出せまいと
そんなわけが無いでしょう
どこまでもつけまわすのもひとつの神様
また転生させようとする
それを止めるのもまた神様
概念で生きる我々とは違い
彼らは恋をするのです
悠久を生きる神は理解できなかったでしょう
その神は
転生させるのであれば彼らは同じ種族にしましょう。歳はそのままで良いでしょう。
生を続行させるのですよ。
彼らはどうなるでしょうか。
こんな気まぐれもありですよね。
なんて笑う
それもまた神のお遊びでしょう
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ゆん - 初コメ失礼します。とっても面白いです!!これからも頑張ってください!応援してます^_^ (2020年5月12日 0時) (レス) id: 914e0a1430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慧 x他2人 | 作成日時:2020年5月11日 23時