フロイドくんは小鮫ちゃんを構いたい (ページ18)

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その後の試合は1年に花を持たせながらも、無双しました

｢エペル！｣

と名前を呼びパスを出す

はい！と返事をし受け取ってくれるから可愛い

俺は正面からぶつかると力負けするが、風魔法で気流を操り、抑える
こうすることで少ない魔力で大きな力へと変換できる

要は頭を使うんだよ
れおなくん？

1年の中には体格は小さく、スピードが出せる子がいたり、魔力が多い子がいたりと、育てがいがありそうだと思うことも度々あった

魔法で押すだけでなく、気流を変え、風でさらに加速させる

スピードが出ることで威力がますので、かなりいい技だろう

小回りを効かせ、レオナ先輩たちの間を抜けながらゴール

体力の消耗は激しいが、体を動かすのは好きなので気分はいい

適当なところで後輩たちに丸投げして、サポートに回る

取られそうになれば裏からから周り、横取りして別な子にパス

シュートを決められそうになれば、どうにか抑えゴール付近にいる子に向かってロングパス

抑えてからすぐに投げれば、周りは追いつけない

といくら俺が無双しようとレオナ×ラギーコンビに勝てはしない。
僅差で負けてしまった

ラギー｢Aくん。小回りとドリフト強すぎっス。｣

笑顔で言うラギーは汗と夕焼けで輝いていた
可愛いなあ俺のラギーは

｢ラギーがこっちにいれば勝てたよ。あーあ。ラギーが裏切るから。｣

わざとらしく言ってみる

レオナ｢お前ら何僅差まで詰められてんだ。軽音楽部のオクタヴィネル寮の2年相手に。｣

そこまだ強調しますか