フロイドくんは小鮫ちゃんを構いたい (ページ16)

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そして時は放課後

着替えて運動場へ向かえば愛しのラギーは既に来ていた

｢ぶっち！！今日も可愛いなあ！｣

なんて言って頭をわしゃわしゃと撫でれば嫌そうな顔をするも逃げはしない

ラギー｢やめて欲しいっス。｣

なんて口ではいいものの嫌がってはいないんだろ？
背は変わらないが頭を撫でられているため、角度的に上目遣いになるのが可愛い

十分に撫で回したのでここら辺でやめておく

レオナ｢揃ったか｣

なんていうも、あなたが最後ですよ。

レオナ｢今日は助っ人が来てるからな。
こいつは軽音楽部だし、オクタヴィネル寮の2年だ。マジフトを部活としてきたお前らが負けるわけがないよな？｣

なんてうっすらと笑みを浮かべながら話す
軽音楽部とオクタヴィネルと2年を強調しているのがイラつくが、それだけ聞くと弱そうに聞こえるのは仕方ない。
1年は先輩のことを深くは知らないだろうし、挑発としては十分だろう。

ナイッス！なんて息巻いてる1年は初手で潰しマース。

部員の顔を見たわせば、色んな寮の人がいるので面白い。オクタヴィネルの人達も何人かいる。
2.3年の顔ぶれを見れば、去年のメンバーの人もいるが大抵は候補外だ。
1年は期待出来るやつはいるかな？？

レオナ｢試しに1試合やるぞ。その後こいつを含めたチームＶＳ俺率いるチームだ。
チーム決めは後でやる。｣

部員に指示を出す姿は部長らしくカッコイイなあなんて思ってしまう。

伸びしろのあるやつを見極めておけ

と耳打ちし、中央へと向かっていった
今、出ていった人達は固定メンバーかなにかだろうか。分からないが見てみるか。

ディアソムニア、サバナクローは期待出来る
ハーツラビュルも伸びしろのある生徒で溢れている

が、オクタヴィネルは海上がりということもあり、目立つ生徒は少ない

リーチ兄弟みたいな連携プレイを極めないとオクタヴィネルは勝ち進むことは出来ないだろう

火力といい、操作と言い、やっぱレオナ先輩達はすごいな

と感心させられることばかりだ

その中でも一際目立っていたのが、ポムフィオーレの1年。俺が天使だと思っていたエペルくんだ。

あの可愛らしい顔からは想像もつかない力強いプレー。魅せられた。と言っても過言ではない。

それから数十分もすればせいとたちはかえってき。