six episode ページ7
青子：「（人1)ちゃんの話聞かせて」
快斗：「幼い頃に（人1)のおやじさんは（人1)と母ちゃん残して急に姿消したんだよ。母ちゃんは（人1)を育てるため死に物狂いで働いた。それがたたって10才の時死んじまった。それから祖母に預けられた。」
青子：「・・・・」
快斗：「ばぁちゃんも一年後死んじまった。一人になったあいつは施設で16までいて17でこの江古田高校に入った。」
青子：「（人1)ちゃん・・・かわいそう」
快斗：「あいつは、おやじさんが居なくなったことも母ちゃんや、ばぁちゃんが死んじまった事全て自分のせいだと思ってる。」
青子：「そんな・・・」
その頃、（人1)部屋の電気もつけずにベッドの上に座っていた。
引き出しからネックレスを出した。
（人1)：＊「こんなものがあるから・・・不幸なんだ・・・」
片手に握り、近くの夜の浜へ向かった。
快斗：「寺井ちゃん邪魔するぞ。って、いねぇのかよ。」
BARに入って来た快斗。
数分後扉が開く。
寺井：「おや、快斗坊ちゃま来ていらしてんですか。」
快斗：「お、寺井ちゃん。どこ行ってたんだ？店、とじまりしねぇでよ。」
寺井：「ちょっと近くまで買い出しを。そう言えば坊ちゃま。さっき、坊ちゃまのお知り合いが浜の方に向かうのお見かけいたしましたが」
快斗：「それって、男か？」
寺井：「いえ。女性でした。」
快斗：＊「こんな時間に浜・・・青子じゃねえのは確かださっきまで喋ってた・・・まさか・・寺井ちゃんそれ、どこの浜か分かるか？」
寺井：「ここから、10分くらいの・・・」
店を飛び出した。
快斗：＊「（人1)か？」
（人1)：「ブラックジュエル・・・＊こんなのがあるから・・・みんなが・・・」
海に向かって投げようとしたが投げれなかった。座りこむ
（人1)：「どうして・・・どうして・・・」
ブラックジュエルに（人1)の涙が落ちる。
快斗：＊「寺井ちゃんが見たっていう浜ってこの浜であってんだよな・・・」
暗い浜を探す。
快斗：「どこにいるんだよ・・・あ、」
見つめた先に遠くを見つめる（人1)の姿があった。
すみません！文字数が足りそうに無いので次に行きます！
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作者名：めぐ | 作成日時：2019年4月29日 13時
