君は・・・まじっく快斗1412 (ページ6)

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five episode ページ6

チャイムがなる。

快斗：＊「あれ・・・（人1)のかばんがない・・・」

ガラガラ

数学の教師が入ってくる。

教師：「ほら、お前達席につけ。」

快斗：「先生、月宮の姿が無いんですけど？」

教師：「月宮は体調不良で帰ったそうだ。」

快斗は（人1)の席をみた。

快斗：＊「さっきの話聞こえてたのか・・・」

それから、一週間、二週間と（人1)は学校に姿を見せなかった。

快斗：「なぁ、青子」

青子：「どうしたの？快斗。」

快斗：「（人1)の事だけどよ。」

青子：「（人1)ちゃん？」

快斗：「（人1)が学校早く帰った日俺、昼飯一緒に食ったんだよ。その時さ、隣の組の奴が来て月宮に関わるなって」

青子：「どうして？」

快斗：「月宮は呪われてんだよ。ってさ」

青子：「呪い？」

快斗：「あぁ。中学時代（人1)に関わる奴その日に怪我したり、不幸な目にあったらしい。」

青子：「そんな・・・怪我したりするのって自分の不注意でってあるじゃん。ただ、タイミングが悪かっただけで（人1)ちゃんのせいじゃないじゃん。」

快斗：「それをあいつらは、わかんねぇんだよ。」

青子：「（人1)ちゃんかわいそう・・・」

快斗：「俺さ、あいつの事少し調べたんだ。」

青子：「（人1)ちゃんの事？」

快斗：「あいつさ、めっちゃ苦労してんだよ。俺達の生き方のほうがどんなに楽か分かるくらい。」

青子：「・・・（人1)ちゃんの話聞かせて。」