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涼介side
俺は今、やっと気づいた。
俺のそばには知念がいてくれたことに。
ずっと、知念に支えられてきたことに。
｢ありがとな、知念。｣
｢僕は別になんもしてないけどねっ。｣
｢ははっ笑 知念のおかげで今、自分がやるべき事がわかった気がする。｣
｢そっか、よかった。…よし！行ってきなよ！｣
｢え？｣
｢え？って…いのちゃんのところに行くんでしょ。｣
｢っ！…うん！！｣
慧の所にいって、言わないと。
病室に入ると同時にメンバーが出てくる。
慧はでてこないから、中にいるはずだ。
深呼吸をし、病室に入る。
｢慧！｣
｢ほぇ、？なに？山田。｣
｢ちょっと、来てくれないか？…いいかな？大ちゃん。｣
｢え、あ、うん！！いいよ！｣
｢あ、じゃぁまた後でねっ！｣
慧をつれて、病室を出る。
案の定、知念達はすでにいなかった。
｢やまだ、どうしたの？｣
｢慧、本当は自分の気持ちに気づいてるんだろ？｣
｢え？｣
｢だからさ、俺たち、別れよう。｣
｢な、なんでっ？｣
｢慧っ…しっかりして。今まで縛っててごめんな。もう、分かってるだろ？本当の自分の気持ち。｣
｢っ…い、意味わかんないよっ…｣
｢ねぇ、お願い。正直になって。今、行かなきゃ、また俺、慧を離せなくなるよ。｣
｢やまだっ…で、でも、大ちゃんには知念がっ…｣
｢大丈夫だからっ。早く行って、慧。｣
手放したくない…俺の大好きな人。
｢っ…やまだ…今までごめんね、
…ありがとう。｣
｢最後にありがとうとか…っ、｣
｢何か言った？？｣
｢いや、なんでもねぇ。早くいけ、…｣
｢…うんっ！！！｣
･
･
｢幸せになれよ、伊野尾ちゃん。｣
俺は聞こえないように彼の背中に向かってそう言った。
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桜蘭 - 山ちゃんがいいです！ (2016年10月1日 9時) (
レス) id: b26344887d (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - 山田くんがいいです (2016年9月7日 22時) (レス) id: 596b4aa504 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 有岡くんがいいです (2016年8月13日 21時) (レス) id: 16df2e6e85 (このIDを非表示/違反報告)
ひかりん - 山田君がいいです。やまいの好きなので! (2016年7月12日 20時) (レス) id: 072c63d91f (このIDを非表示/違反報告)
のにょん - 大ちゃんがいいです！話の流れ的にも略奪みたいな感じでそっちの方がしっくりくるかなーっと。まぁただ単にありいの見たいだけなんですけど（笑） (2016年4月18日 17時) (レス) id: cb47215377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありいんぐ | 作成日時：2016年4月9日 22時
