衝撃 ページ41
侑李side
涼介と一緒に廊下に出る。
｢あのさ、涼介っ。｣
｢ん？｣
｢いのちゃんのこと、好き…だよね。｣
｢うん。｣
分かっていても、胸が痛む。
｢最近は、どうなの？上手くいってるの？｣
｢…どうだろうな。正直、もうダメかもな。｣
ダメかも、と言った涼介の辛そうな顔に心が苦しくなる
｢そうなんだ…。…恋って、難しいよね。｣
｢あぁ、そうだな…。好きなものほど、簡単には手に入らない。不思議なくらいにな…。｣
｢ほんとにそうだよね。僕も何年も好きだけど、まだ手に入らないよ。｣
｢お前にも、そんなことがあるんだな。｣
｢うん…。それはね、
涼介だよ…。｣
不思議と言うことにためらいはなかった。
｢…え？うそだろ、？ ｣
｢嘘じゃないよ。｣
｢だってお前、大ちゃんと付き合ってるじゃん。｣
｢あれは、ゲームだよ。僕達だけの醜い遊び。
僕達、お互いに好きな人がいるから、忘れるために付き合ったの。｣
｢そんな、てことは、大ちゃんもまだ…｣
｢うん、きっと、いのちゃんのこと好きだよ。｣
｢なんだ、そうだったのか…。じゃぁ俺の付け入る隙間はないってことか…｣
そんな悲しそうな顔しないでよ…、
涙なんて、見せないでっ…
｢ははっ、俺、泣いてるのか？…かっこわりぃなぁ、ほんと。｣
僕は迷わず涼介を抱きしめた。
｢かっこ悪くない！かっこ悪ないよ！涼介はっ！｣
｢ち、ねん？｣
｢僕、ずっと見てきたからっ…かっこ悪くないよっ！誰よりも涼介がかっこいいよ！！｣
｢ちね、っ、くっ…ぅ、｣
僕の少し上から、彼の悔しそうな声が聞こえる。
それと同時に、僕を力いっぱい抱きしめた。
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桜蘭 - 山ちゃんがいいです！ (2016年10月1日 9時) (
レス) id: b26344887d (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - 山田くんがいいです (2016年9月7日 22時) (レス) id: 596b4aa504 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 有岡くんがいいです (2016年8月13日 21時) (レス) id: 16df2e6e85 (このIDを非表示/違反報告)
ひかりん - 山田君がいいです。やまいの好きなので! (2016年7月12日 20時) (レス) id: 072c63d91f (このIDを非表示/違反報告)
のにょん - 大ちゃんがいいです！話の流れ的にも略奪みたいな感じでそっちの方がしっくりくるかなーっと。まぁただ単にありいの見たいだけなんですけど（笑） (2016年4月18日 17時) (レス) id: cb47215377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありいんぐ | 作成日時：2016年4月9日 22時
