思い込み ページ14
慧side
楽しそうに話す大ちゃんと知念。
俺は別に、山田と付き合ってんだし、
山田のことが好きなんだし。
関係ないはずなのに。
2人のことが気になってちょいちょい見てしまう。
すると、知念が俺達の方に向かって歩いてきた。
｢ね、涼介、ちょっといのちゃん借りてい？｣
｢あ、うん、いーよー。｣
知念に連れられ楽屋を後にする。
･
｢なに？ちねん。｣
｢最近どうよ。涼介とは。｣
｢え？どうって、とくになにもないよ？｣
急な質問に少し戸惑う。
｢ほんとに？気持ちの変化もないの？｣
き、気持ちの変化って、なに。
｢はぁ、じゃぁぶっちゃけ聞くけど、大貴のことどー思ってんの？｣
大ちゃん？
｢なんで大ちゃん？｣
｢あのさ、僕も子供じゃないんだからさ。わかるの。いっつもあんなに3人でイチャイチャしててさ、でも急に涼介と付き合っちゃってさ。｣
知念の口が止まらない。
｢大貴に何も言ってないでしょ？大貴も大貴で、涼介みたいに告白とかしてきてるよね？それほったらかして涼介と急に付き合って…。｣
｢ち、ねん？｣
｢涼介と無理矢理付き合ってんでしょ？本当にさ、好きなの？｣
｢す、好きだよっ、山田のこと。｣
｢本当に？信じられないんだけど。｣
今までと違う知念に恐怖を感じる
｢山田のこと、好きだから付き合ってんだしっ。｣
｢へぇ、そう。いのちゃんさ、大貴のことなんだと思ってんの？今までどんな思いで2人を見てきたと思ってる？大貴もさ、いのちゃんのこと好きなんだよ？｣
知念の言葉を聞いてやっと、自分のしたことに気づく。
｢涼介と付き合うなって言ってるんじゃなくてさ、僕が言いたいのは、いのちゃんが大貴に返事をしてないせいでずっと傷ついてるってこと。大貴の気持ち、ほったらかしはダメだよ、いのちゃん。｣
知念に本当のことを言われ、自分に嫌気がさす。
俺、大ちゃんの気持ちに応えてない。
ずっと好きだって、言ってくれてたのに…。
俺、ホント最低だ…。
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桜蘭 - 山ちゃんがいいです！ (2016年10月1日 9時) (
レス) id: b26344887d (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - 山田くんがいいです (2016年9月7日 22時) (レス) id: 596b4aa504 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 有岡くんがいいです (2016年8月13日 21時) (レス) id: 16df2e6e85 (このIDを非表示/違反報告)
ひかりん - 山田君がいいです。やまいの好きなので! (2016年7月12日 20時) (レス) id: 072c63d91f (このIDを非表示/違反報告)
のにょん - 大ちゃんがいいです！話の流れ的にも略奪みたいな感じでそっちの方がしっくりくるかなーっと。まぁただ単にありいの見たいだけなんですけど（笑） (2016年4月18日 17時) (レス) id: cb47215377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありいんぐ | 作成日時：2016年4月9日 22時
