あなたを愛す JK (ページ12)

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12話ページ12

デビューしたのはいいものの、私達の知名度はそこまで高いものではなかった。
大きな事務所ではなく、知名度のない小さな事務所から出てきたアイドル。

どうしても、3大事務所から出てきたアイドルのようなインパクトはない…

このままどうするのかと悩んでいるうちに、2年が経過した。

そして今、私は社長室に呼び出されている。

特に何かをやらかしたわけではないため、心当たりがなく、疑問に思いながらも扉を叩いた。

DW「どうぞ」

『失礼します。』

DW「あぁ、リアか。
こっちに座ってくれ、話がある。」

『はい』

何なのだろうか

DW「実は、君に頼みたいことがある。」

『なんでしょう』

DW「もう少し経ってからにしようと思っていたんだが、曲を書いて欲しい。

作詞作曲どちらも頼みたい。」

『曲ですか？』

DW「元々、そのつもりで君をスカウトした。
それは、覚えてるね？」

『もちろんです。』

DW「今、うちの事務所は危機に陥っている。
このまま、知名度の低いままでは、解散もやむを得ない。」

『解散!?』

DW「あぁ、転機が欲しいんだ。
それが君だよ！
君には、ジョンの元で培ってきたものがある。
君なら出来ると信じでいる。」

『曲を……』

本来なら、デビュー曲からの予定だったのだが、思った以上のハードスケジュールで曲にまで手が回らなかった。
たが、今なら出来る。
大切なこのグループのために曲を作ることができるなら、本望だ。

『ぜひ、やらせて下さい。』

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日々のレッスンをこなしながら、毎日曲を書いていく。
私達のコンセプトは女性らしさ。だが、ただ女性出しさを押し出すだけでいいのだろうか？

いや、違う。

その中に、女の子らしさを組み込もう。

そして出来た曲が、

strawberry

女性らしい、曲に可愛らしい歌詞を載せたstrawberry私の自信作だった。

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twiceさんのstrawberryだと思って下さい。