【うらたぬき】 ページ2
私の彼氏のうらたは人気の歌い手だ。
実は私自身も歌い手さんが好きで、特にうらたと同じ浦島坂田船のあほの坂田くんを推している。
いや、彼氏を普通好きなんじゃないの？って思うでしょ？
違うんです。私は生粋の坂田家だ！
だから、坂田くんが投稿してる動画も絶対チェックしてる。
「ねーねーうらた！聞いて！」
う「ん？なに？」
あ、ちなみに今はうらたの家でおうちデート？中笑
「坂田くんが可愛すぎる！！いや、カッコイイ！！新曲とか特にね…！やっぱり坂田くんだよなぁ。」
う「ふーん。」
さして私の話に興味無さそうなうらた。
ま、そーだよね。坂田くんにはいつでも会えるんだもんね！いいなぁ。
そう言えば、前にうらたが"坂田と予定があったら会わせてやるよ"って言ってた気がするんだけど…
よし！聞いてみよ！
「うらたー！前坂田くんに会わせてくれるって言ってたよね？」
う「Aさ、そんなに坂田が好き？」
「え？まぁ好きだけど…」
なんかうらた、機嫌悪い気がする…
ドンッ
「え、っと…どうしたの？」
何故かうらたに床ドン？というやつをやられている。
う「どうしたの…って分かんない？」
「え、うん…」
う「はぁ。」
なんでうらたため息ついてるの…？
しかも、いつもと雰囲気がちがってなんか怖い…
う「俺と一緒にいるのに坂田の話するとか…その口塞いでいい？」
「は…っ」
チュッと触れるだけのキスをされる。
う「顔真っ赤…可愛い。ねぇ、A
＿＿ヤキモチ妬かせた責任。とってくれるよ ね？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒビ龍 | 作成日時：2018年7月2日 12時
