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食事*19* ページ19

もう話も終わり、みんなも部屋に戻るという時に今剣くんが駆け寄ってきた。





「あるじさま、あるじさま!もしとなりのやつらにおそわれたらぼくをよんでくださいね!」

『え?隣?』







不思議に思って隣を見ると、大倶利伽羅さんと鶴丸さんが燭台切さんと話していた。






『え、ええっと...大丈夫?だと思いますけど....そういえば、大倶利伽羅さんと鶴丸さんも八つ当たりされたり痛い目に合わされたりしてたんですよね?』

「されてましたよ」

『え、な、何でそんな淡々としてるんですか....』

「べつにしんぱいするひつようがないからです。ぼくたちのだいじなあるじさまをなんにんもころしたりするやつなんて...たとえおれてもとうぜんのけっかですよ」

『そんな言い方....』

「まぁ...あやつらのしてきた事を考えれば仕方のないことだ。なにも、今剣だけが思っていることではない」







いつからいたのか、三日月さんがニコニコと今剣くんの後ろに立っていた。






「して、主....いつ出ていくつもりだ?」

『...その話まだ続いてたんですか!?』

「当たり前だ。俺は主を歓迎したつもりなど微塵もないが?」

『それは...三日月さんだけの意志でしょう...?』

「いや、三条は皆そう思っている。言わないだけだ」






まさか_________そう思って小狐丸さん達を見る。





彼らはただ、三日月さんと同じように笑っているだけ。






「ぬしさま。我々はなにも、ぬしさまがお嫌いで言っているのではないのです」

「主が刀を大事に想っていることは分かっておる。が、それとこれとは話が別なのだ」

「私達は、君のことが心配だから言っているんだ。...分かってほしいな」

「あるじさま....ぼく、あるじさまのことだいすきですけど、しんでほしくありません....」

『そんな....でも.....』

「主」









とどめを刺すように、三日月さんが耳元で囁く。









「このまま出て行かなければ、俺は主の首を狙う。.....忠告だ。これでも優しくしているつもりだぞ?」

『っ....』

「それがどうしても嫌だと言うのなら、“俺達が納得する答え”を出してくれ」

『え、こ、答え、ですか...?』

「期限は2日だ。それまでに答えが出せなければ....分かっているな?」








三日月さんの視線が私を捕らえる。









三日月さん達が納得する答え....そんなの、どうしたら....!?

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みかづち(プロフ) - 雨蛙さん» ありがとうございます!更新頑張っていきます!! (2019年6月1日 21時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
雨蛙 - 本当におもしろいです!久しぶりにこういう話を読んだので続きが気になります(///∇///)更新頑張ってください!! (2019年5月19日 18時) (レス) id: 43a251e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - 緑@最推し信濃さん» ありがとうございます!更新頑張ります!!(`・ω・´)ゞ (2019年5月4日 11時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
緑@最推し信濃 - めっっっっちゃ、面白いです!!!更新頑張って下さい!応援してます(^o^) (2019年5月4日 8時) (レス) id: a246b0d986 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - みるくてぃ@毒占欲の人さん» そう言っていただきとても嬉しいです!!もう一つの方も頑張って更新します!!! (2019年1月12日 18時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかづち | 作成日時:2018年12月20日 21時

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