食事＊１７＊ ページ17
「どうだった？」
食べ終わりほとんどの刀が出て行ったという時に、燭台切さんが声をかけてくる。
どうだった...料理のことかな？
『はい、とても美味しかったです！あの、今日は私の為にありがとうございました』
「！？ちょ、ちょっと！そんな深々と頭を下げないで！？」
慌てたように止めに入る燭台切さん。その様子を見て、鶴丸さんは楽しそうに笑った。
「ははっ！光坊は頭を下げられ慣れてないもんだからな。すまないが、そういったことは控えてくれ。ただでさえ君は主なんだからな」
『す、すみません。気を付けます....でも敬語は癖というか抜けなくて....』
「いやそれは気にしなくていいよ。それより、そんなに感謝しなくていいんだよ？主をもてなすのは当然のことだからね」
『でも...貴方達にとって、私は信用に値する人間ではないと思うんです。他の刀の話を聞いてると、前の審神者はひどい人みたいでしたし....なのにこうやって迎えてくれて』
“前の審神者”というワードに、その場にいた全員が固まった。
平安組なんかは眉間にシワが寄っている。三日月さんは笑ってるけどそれが余計に怖い....。
マズイこと言っちゃったかな....？
『あ、あの！ごめんなさい...！』
「いやいや、なにも主のせいではない。気にするな」
「三日月の言う通りでございます。ぬしさまは何も知らぬのですから、気を使うことなどしなくてもよろしいのですよ」
『あ、ありがとうございます』
めちゃくちゃ気を使われてる気がする...ごめんなさい....。
「ああ...！お、落ち込まないで、主！....そうだ！僕に出来ることがあるなら何でもするよ！ね？」
『...本当に何でも、ですか？』
「....あ、ああ....うん」
しまった、というような表情。....やっぱり、何かあったんだろうか。
そしてお願いだから石切丸さんは抜刀しようとしないでほしい....！！
別に何もしないから！確認の為に言っただけだから....！！
『じ、じゃあ....あの、前の審神者の話を聞かせてほしいって言ったら怒りますか....？』
「！え、そんなことでいいの！？」
『ぎゃ、逆にそんなこと、なんですか....？』
「うーん...まぁいいか。それじゃちょっと長くなるけどいい？」
『はっ、はい！』
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みかづち(プロフ) - 雨蛙さん» ありがとうございます！更新頑張っていきます！！ (2019年6月1日 21時) (
レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
雨蛙 - 本当におもしろいです!久しぶりにこういう話を読んだので続きが気になります(///∇///)更新頑張ってください!! (2019年5月19日 18時) (レス) id: 43a251e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - 緑@最推し信濃さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！(｀･ω･´)ゞ (2019年5月4日 11時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
緑@最推し信濃 - めっっっっちゃ、面白いです！！！更新頑張って下さい！応援してます(^o^) (2019年5月4日 8時) (レス) id: a246b0d986 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - みるくてぃ@毒占欲の人さん» そう言っていただきとても嬉しいです！！もう一つの方も頑張って更新します！！！ (2019年1月12日 18時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2018年12月20日 21時
