今日:7 hit、昨日:5 hit、合計:13,116 hit
小｜中｜大
3. 零 ページ4
ここに潜入してから
部署じゃなくても
一ノ瀬に会うことが増えた
まぁ彼女は元から常連だったから
もう来るなとは言えずにいるが
彼女はちゃんと安室透と降谷零を
分けて接している
さすがは同じ公安だ…と痛感する
彼女がずっとネックレスを
していることは知っていたが
それに指輪が付いていることは
コナンくんが言うまでわからなかった
その指輪を見れば
自分があげたものと同じ
“これをくれた彼とは
もう別れているから
指輪だけど指には付けられないの”
無意識に言ったのだろう
ハッとしまた明るい彼女に戻った
なぜいまだに指輪なんて……
あれから8年も経ち
新しい人がいると思っていた
胸がじわじわと熱くなるのを感じ
その感情に蓋をするように目を閉じた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あまぞら | 作成日時：2018年4月26日 1時
