1. 公安警察 ページ2
風「Aさん
この資料、降谷さんに届けてもらえませんか?」
『え』
風「今ちょっと後から来た仕事に
追われてまして……」
『わ…わかった…』
部下である風見に託された資料を
あいつの元に届けに行く
一ノ瀬A
今年で29
彼氏は無し
いい歳になったのに未だに彼氏がいない
その理由は………
『降谷くん
風見があなたにって』
降「あいつ…
自分で持ってこいと伝えておくよ」
『かまわないわ
彼、別件で今忙しいみたいだし
それだけ、じゃあ』
今話していた彼
降谷零
確か外では安室透だったかしら
公安の中でも優秀な人材である彼が
私の元彼
なお現在進行形で引きづっている
『あ〜あ、昔に戻れたらいいのに』
「昔って?」
『へっ…!?
ふ…降谷くん…』
独り言のはずが聞かれたくない相手に
聞かれてしまったようだ
「それで昔って?」
『昔は楽しかったなってだけ…』
あなたの隣で笑えて
もういないけれど仲間もいて
毎日が楽しかったあの頃
「そうだな…
俺もあの時は楽しかった…」
そう言い私の前から遠のいていく
『……零…』
私はあの頃に戻りたい
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作者名:あまぞら | 作成日時:2018年4月26日 1時